ブログの活用法を記事にしました。

II-2. 【新人】通訳ガイドの動線ナビ:浅草寺-2

動線Navi

浅草寺-2

浅草から出発

浅草見学後、二天門駐車場から出発する時間に、
旅行社がバス駐車の予約を入れますが、打合せの際には、要確認

二天門から出発【スタンダード】

旅行会社の手配担当さんが新人だと、うっかりしていることもあります。
バスが止まっていられるのは、10分間だけです。

時間に遅れると、その場所からバスに乗ることはできなくなりますので、
集合時間は少し早めに設定します。
集合場所に全員揃ったら、バスに電話をして、
現在いる地点と、これから二天門駐車場へ向う旨を伝えます。
集合時間に全員揃わない場合も、バスに一旦連絡を入れます。
ドライバー様が、予定通り二天門駐車場に向かってしまう場合があるからです。

二天門のバス待機場所は、二天門から出て1本目の道(馬車通り)を渡り、
まっすぐ進んだ右側、花川戸公園前、浅草小学校が見える場所になります。
団体バスが次々と到着し、自分達のバスがどの場所に停められるか分かりませんので、
団体はまとまったまま、係員の指示にしたがって動きます。
ぜひ一度、下見をして確認をしておいてください。

二天門駐車場から乗れない場合【非常事態】

集合時間に人数が揃いそうにないと分かった場合は、早めにバスに連絡します。
指定された時間内に二天門から出発できない場合は、ドライバー様の指示に従います。
その場合は、ふつう、東武浅草駅の松屋横に来てもらうことが多いので、
下見の時に、二天門から東武浅草駅松屋横(江戸通り)迄の動線を確認しておいてください。

二天門からバスに乗れなかった集団の緊急避難用乗場のような場所があり、
路線バスの停留所から少し北側になります。
バスを待っている間に、松屋さんの中にゲストが吸い込まれないよう
松屋入口が見えない北側で待機します。

浅草で食事もする場合

ランチのあと浅草見学、あるいは、浅草見学のあとランチなど、
食事も一緒になることもあります。
食後にコーヒーを飲まないと落ち着かない人は沢山いますので、
スターバックスを見つけると、自動的に吸い込まれてしまう場合も多い場所です。
この問題は浅草に限りませんが、目立つ場所にスタバがあるのでリスクが高いのです。

問題は、希望者がスタバに行けるだけの時間的余裕があればいいのですが、
迷子が出たりして、時間ギリギリの場合はかなり難しいので、
カフェを見せないように動けるスキルを鍛えましょう。(⇒どんなスキルじゃ・・・)
どうにもならない場合は、いまここで、スタバに寄られてしまうと、
予定の行程を終わらせることができない、と言うほかありません。

ゲストは、「たったの3分だけ」とか言いますが、
ゲストの言う3分は、15分です
特に繁忙期は、店内も混雑しており注文をとるまでに相当時間がかかります。

浅草でのショッピング

お買物関係の情報は、仲見世だけではなく、有名なお土産店、
手軽に入れるコーヒーショップ、スーパーマーケットも押さえておきます。
食物アレルギーのゲストがいる場合は、スーパーマーケットを見つけたら、
できるだけ必要なものを買っておくようご案内します。
団体ツアー中、どこへ行ってもスーパーマーケットがあるとは限らないからです。

浅草では、仲見世からはずれて、日本的なお土産ではなく、
ドラッグストアで何かを大量にお買い上げする人もいます。
行程の時間配分はギリギリですが、超人気観光地ですから、
最大限効率的な時間配分をして、できるだけ効率的にオペレーションできるよう、
お客様にもご強力をお願いします。

必殺技:「スムーズに催行できれば、その分ショッピングタイムを長くできます」

浅草文化観光センター

浅草の情報センター
屋上から浅草の景色を眺められますが、エレベーターはかなり遅いので、
FITで、雰囲気次第で行くことがある程度で、団体で行くことは、まずありません。
1階に両替所、地下にお手洗いがありますので、状況次第で便利に利用できます。
有名な隈健吾氏による建築です。
1Fカウンターには、豊富な情報がありますので、下見の時には必ず行ってください。
ゲストを仲見世でフリータイムにしている間、シアターに座れれば、
資料や書類の整理、次の行程の確認や調整ができます。

セブンイレブン

雷門を背に浅草文化観光センターから、旧日光街道に少しだけ進んだ右側に
セブンイレブンがあります。
現金を引き出したい人がいたら、こちらへご案内できます。

地下鉄で到着・出発の場合

関連記事:31. 公共交通機関利用【電車・地下鉄・路線バス】

浅草観光は、団体旅行でも、公共交通機関で行く場合もあります。
行程によりますが、都営浅草線で到着するのか、銀座線で到着するのか、
事前にプランを決めておいて、出口などの動線を確認します。

銀座線利用で到着する場合は、1番線に到着する電車に乗りましょう。
また、どの出口から出るかも、下見の時に決めておくと便利です。
地下鉄構内に、御神輿がありますので、立ち止まってご案内しましょう。
シカトして進んでしまっても、そこで止まって写真を撮る人が必ず出ますので、
下手に進んで迷子を出してしまうとお話になりません。

浅草から出発するときは、1本か2本やり過ごしても、
1番線から全員座って出発しましょう。
寝落ちしてしまう人が多いので、実際の降車時間より早くお声かけして、
降りる準備をしてもらいます。
たいした距離移動ではないのに、荷物を上げないと氣がすまない人が多いので、
忘れ物がないように注意喚起をしながら、全員揃って降車できるよう誘導します。
もちろん、適宜に分かれて複数のドアを利用します。

都営浅草線利用の場合は、駅構内も複雑、地上に出てからもごちゃごちゃしてますので、
全員が問題なく付いてきているか注意しながら進みます(毎度のことですが)。

浅草に船で到着する場合

公共交通利用日に、日の出桟橋から、隅田川クルーズ利用で浅草へ行くことがあります。

乗船後の座席は自由、お客様には楽しんでいただきましょう。
色々な橋の下を通りますが、分かりやすい英語でアナウンスが流れますので助かります。
桜が咲いていると、それだけで大いに盛り上がりますが、
それ以外の季節だと、若干ビミョウかもしれません。
船の場合、到着時刻が若干前後しますが、到着時刻近くになりましたら、
そろそろ到着し下船しますよ~、とお声かけして歩き、
船から降りたら、ガイドの印をよく見て行動するよう、お願いします
複数の団体が乗船していることを前提に行動しましょう。

要は、階段を登ったところ、吾妻橋のふもとが、写真撮影スポットなので、
そこで、いったんストップし、対岸のアサヒビール、スカイツリーなどをご案内します。
みんなが、心置きなく写真を撮り終わるまで待ちます。

このあと、雷門方面へ向かいますが、私は浅草文化観光センターへ向かいます。
そこで、次のお手洗いは、それから1時間以上先になることをお話しすると、
たいていの人は、ここを利用することになります。
注意事項:何分後、どこで集合するか、繰り返し確認すること
お客様は、「ここ」といっても、必ず道の向こうや、隠れたあっち側や、
おかしなところへ散らばるものなので、
繰り返し「あっちでも、こっちでもなく、ここ!!」と言わないと、
再集合が難しくなり、たいへんな時間ロスになります。
それでも、なかなか同じ場所にはいないものです。(「ったくもう・・・」です)

再集合したら、道を渡らずに、雷門と仲見世の説明をします。
理由は簡単で、道を渡ってしまうと、人は多く、音はうるさく、
たとえイヤホンガイドを付けていても全く声が届かなないからです。

そのあとは、B:雷門通りで降車する場合 の続きと同じです。

浅草観光後、船で出発する場合

絶対に遅刻できませんので、時間配分には十二分に注意しましょう。
集合前に、お手洗いは済ませるように、予めご案内しておきます。
船内にないのか?と聞かれますが、船内のお手洗いは使わずに済むようにしましょう。
故障していることもありますし、
故障ではなくても「入られない状態」になっていることもあるそうです。
ここでは詳しくは書きません、想像できますでしょうか。。。

船の出発時間の遅くとも45分前には、必ず全員が雷門付近に集合。
1人なら、船乗場まで5分、チケット買ったり色々しても、15分あれば余裕ですが、
団体だと、そうはいかないのです。
全員揃っていることを確認のうえ、隅田川方面へ移動。
お客様は、人力車を見つけては写真を撮ったり、ノロノロとしか進みません。
それが、観光でもありますから、そのために時間に充分余裕が必要なのです。

東武鉄道浅草駅の前を渡り、吾妻橋のふもとで、また写真撮影タイムです。
ここでは、アサヒビール、スカイツリー、墨田区役所、公団住宅などをご案内。

撮影タイムが終わったら、全員をまとめて乗船ターミナルへ移動。
ガイドは、乗車券の購入、あるいは、クーポン券の引換をします。
このとき、「チケットを買うので、この場所から動かないように!」とお願いします。
団体旅行のゲストは、ちょっとしたスキを見つけては、アッチコッチへ移動するのが常です
チケットは、1人ずつに配るのではなく、ガイドが団体券を持つので、
人数確認は、乗船時、係員とガイドと2名で行います。

したがって、お客様には、まとまってもらうようお願いします。
はぐれると乗れませんよ~、などと脅しめいたことを言うこともありますね。

何かと団体で動くのは大変ですから、できるだけ早めに到着し、
先頭集団にいられると安心ですし、船内の座席も優先的に好きな場所を選べます

準備ができれば、係員の指示に従って、1列で進みます。

どうしても、お手洗いに行きたくなった人が出た場合は、
改札まで時間の余裕があるときでも、係員にいちおう申し出ます。
戻ってきたとき、横入りしたと勘違いされないためです。

改札まであまり時間がない場合は、係員と相談するのがベスト。
もし、どうしても、ターミナルビルのお手洗いに行きたい人が出てしまった場合は、
(⇒いるんですよ、たまにこういう人が・・・)
本体の乗船済みの人数を確認しつつ、ガイドは残りのお客様を待ち、
お手洗いのお客様が戻り次第、係の方に報告しつつ、団券を見せて乗船します。

船の出発後

浅草を出発したあとは、浜離宮で降りる場合と、日の出で降りる場合が、ほとんどです。

浜離宮で下船

浜離宮は、止まる便と、止まらない便があります。
浜離宮を下見するときは、正門から入って各言語のパンフレットをもらい、
オーディオガイド(有料)も利用して、時間を計りながら歩いてみます。
タイトな時間で、ポイントをご案内しつつ効率的な動線を確認することが肝心です。
途中、桟橋まで行き、船で到着した場合の動線を確認します。
船で到着したら、鴨場、池を通り、正門から出る前に、
樹齢300年の松のご案内もお忘れなく。

浜離宮からバスで出発する場合は問題ありませんが、
公共交通機関利用で汐留駅まで行く場合は、下見の時に通れる道の確認が必要です。
汐留駅は目の前にありますが、渡れる場所は限られています。
その後の予定次第では、新橋駅まで歩いても時間的には変わらないこともあります。

日の出桟橋下船

日の出桟橋で降りる場合は、ターミナルビルでいったんストップし、お手洗いタイム。
そのあとは、ゆりかもめで新橋へ向かうことが多いでしょう。
場合によっては、お台場へ向かうこともあるかもしれません。
関連記事:オペレーション編:31. 公共交通機関利用【電車・地下鉄・路線バス】

次回は、皇居です。

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