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【新人】通訳ガイドの動線Navi

動線Navi

動線編のまとめ

これからデビューを果たす新人通訳案内士の皆様に向けて、
一般的なインバウンドツアーで訪れる訪問地でのオペレーション、
注意事項と動線を記載いたしました。

団体が成田に到着して東京から行程をスタート、
ゴールデンルートを徐々に西へ向かい、
最後は関西空港からお見送りする想定です。

1週間のツアーと2週間のツアーとでは、内容が異なりますが、
当ブログでレビューする場所のどこかになります。

筆者が、ガイドの業務を始めたときに直面した問題、
いまでも、間違わないように氣をつけていること、
ガイド業務中に遭遇した様々な問題、
綺麗事では済まされないフリーランスの立場など、
すべて実際の経験を基にお伝えいたします。

下見の際の参考にする、新人研修の前に見ておく、
場合によってはぶっつけ本番にお役立ていただくなど、
少しでも有効にお使いいただければ嬉しく思います。

インバウンドが戻るとき

インバウンドが戻るときは、急に戻ります
ついに、2019年、2020年そして2021年度と、
3年分の合格者が同じスタートラインにたつことになりました。

旅行会社は、合格年度順にアサインするわけではありません。
面談会のプレゼンで高評価をいただくことはもちろん、
何かと不思議なご縁で、お仕事が入るようになります。
オファーをいただいたとき、準備ができているかどうか、
それが問題です。

デビュー業務

新人のデビュー業務は、FITと相場が決まっています。
では、どのくらいのFITをこなしたら、
ツアーを任せてもらえるようになるのか?
それは、誰にも分らないのです。
正直なところ、英語の皆様は大変でしょう。
業務も圧倒的に多いので、対応するガイド人員も圧倒的に多いため、
”箱根の山を越えるのに10年”と言われたりするのです。
しかし、ある時突然に、ツアーをする日が来る人もいます。
それは決まって繁忙期「その日」は、突然やってくるのです。

特に、他言語の皆様は、そのチャンスを逃してはいけません!
多少の不安ならば、是非とも成功させなければなりません!
とはいえ、明らかにヤバイ案件は、自滅するだけですから、無理は禁物。
いつ、いかなる時も、明らかなリスクは回避すること!
たった1度の失敗でも、ブラックリストからは、なかなか消えません。

実際のツアー・オペレーションをイメージできると、
回避すべきリスクを見極められるようになります。

ツアーといっても、担当するベテランガイドの日程が合わなくて、
最初1日だけ、最後2日だけ、中1日だけ、中2日だけなど、
様々なパターンがありますが、
そのツアーでポカさえしなければ、次に繋がるのです
ツアーを引率できた人になれる可能性が出てきます、
たとえ新人でも。

FITと団体ツアー

FITも団体も、ほとんどのガイドはどちらもこなします。
細かい対応ができるという理由でFITをメインにする人もいます。
最大の難関は、家を空けられない条件がある人は、
通勤できる範囲のFITがメインになるでしょう。

長期間留守にしても問題がなければ、ツアー指向になりますね。
多くの旅行社では、ガイド報酬が、
ゲスト数(PAX)がヒトケタか、10名以上かで分かれており、
1日あたり、数千円の差があります。

長期のツアーは、荷物も多く大変ですし、
1日の稼働時間は10~13時間が普通ですが、”通勤”がありません。
通勤不要は、かなり大きなメリットです。
(好きな物が食べられないストレスは積もりますが)

FITの場合、遅くともミートの30分前には現地に到着し、
8時間業務をして、往復の通勤時間を足すと、
10~11時間程度になってしまうことは珍しくないでしょう。

結局、費やす体力は、ほとんど変わらないといえるでしょう
FITならきめ細かい対応ができる、確かにそうですが、
ず~~~っと一緒にいなければなりません。
同性同士は、お手洗いまで一緒の行動になり、
お喋りも途切れることなく、鬱陶しい疲れが溜まります。

団体ツアーでは、行程を変えることはできませんが、
同じ人達と一緒に暮らすようなものなので、
だんだん、各々の人の特徴や傾向が分ってきますし、
大きな家族のようにまとまって、
我儘ゲストの集団でも一致団結するものです。
これは、ガイドに大きな自信と喜びをもたらせてくれます。

ツアーのシミュレーションと荷造り

3月末~4月初め、桜の時期に出発する、
1週間、10日、2週間の3種類の行程を想定し、
ツアーのシミュレーションと荷造りをしてみましょう。

アホかと思うかもしれませんが、
実際に持って行く荷物を並べてみるのです。
基本、ランドリーサービスは使えないと仮定します。
旅の荷物に加えて、業務書類、雨具、新聞紙、
ガイディング原稿、資料、地図、文房具、薬、
PCやタブレット、各種ケーブルや充電器等を揃えてみると、
かなりの荷物になることが分かります。

大量の荷物を、大きなスーツケース1つに纏めることが、
得策とは限りません。
特に女性は、「貴女、自分でそれを持てますか?」
実際に、中型のスーツケースでも、
荷物をいっぱいに詰めてみると、かなり重いはずです。
ホテルの廊下がモコモコのカーペット張りのところもあり、
キャスターが滑らないと、ストレスになります。

ちなみに、筆者は、桜の時期に2週間のツアーに出る時、
65L程度のスーツケースと、40Lのスーツケースを2つ、
その他に書類鞄の合計4つの荷物になります。
貴重品が入ったショルダーバッグは別で、体からけして放しません。
靴1足でも、ウォーキングシューズは大きいのでかなり場所を取ります。
たとえ1週間のツアーでも、靴の替えは必須。
3つめの小型スーツケースは、資料・文房具・薬・紙コップ等専用。
桜の時期は寒暖の差が激しく、高野山では雪も降ります。
ガイドが風邪ひいている場合ではありませんので、
薬も沢山持ちますから、荷物もかさ張ってしまうのです。

問題は、長期間のツアーでも格安ツアーだと、
宿泊ホテルのランクが低いので部屋が狭く、置き場所に困ること。
まだ新人で色々な事情に疎かった頃、
部屋が狭すぎて(なんと驚きの12平米!)、
スーツケースを3つ置いたら、人間が通る場所がない!
という事態に遭遇した経験があります。
追加料金を自己負担して少し広めの部屋に移ろうとしても、
繁忙期につき満室だったので無理。
ただただ呆れて、空を眺めていたこともありました。

スーツケースが3個あっても問題ないかどうかの分岐点は、
部屋の面積が最低15平米あることです。

大きなスーツケースに纏めるほうが、使いやすい人もいるでしょう。
それも含めて、一度は荷物シミュレーションをオススメします。
5月になると、ブ厚い服は要らなくなり、荷物も減ります。
5月末から6月にかけての1週間のツアーなどであれば、
中型スーツケースだけで事足ります。(書類鞄は別)

ツアーでは、スーツケースは消耗品と考えましょう。
バスのドライバー様は丁寧に扱ってくれますが、
1日中バスの荷物室で揺られ続けるわけですし、
宅配便でどんな扱いを受けるか分かりません。

これから大型や中型のスーツケースを買う予定で、
どのようなタイプにしたものか迷っている方は、
最初のうちはレンタルを使ってみるのも一つの方法です。
私も、一度利用しました。
また、大型スーツケースを買うほどでもない方も、
レンタルならお手軽です。
新人のうちは、ツアーから帰るとクタクタに疲れます。
自分の荷物整理よりも、清算や報告書の提出が優先ですから、
1日か2日長めにレンタルすると気が楽です。

今後の予定

オペレーションと動線について、
基本的なことは書いたと思いますが、
これから、最初に戻って、少しづつ見直しをします。
お氣付きの点、おかしなことなどございましたら、
どうぞ、お問い合わせフォームから、ご意見をお寄せください。
質問も分かる範囲でお答えいたします。

ガイド業務は激務です。
いつも、新鮮な空気を存分に吸い、毎日できるだけ歩いて、
素材のよい季節のものを食べ、免疫力を高め、
健康第一に有意義な毎日を過ごして参りましょう。

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