ブログの活用法を記事にしました。

II-37. 【新人】通訳ガイドの動線ナビ:高野山-1【アクセス・宿坊・食事】

動線Navi

高野山へ行く前の注意

インバウンド・ツアーでは、一度は日本の伝統的な旅館に宿泊し、
会席料理を楽しみ、温泉を経験する日程が入るものです。
旅館宿泊に関しては、ゲストにとって慣れないことばかりですから、
様々な説明をしても、誤解や不具合が生じる困難業務となります。

高野山や比叡山などでの宿坊宿泊となると、
そのハードルはさらに高くなります。

どのようなところに宿泊し、
どのように行動しなければならないか、
明確にお伝えし、場合によっては対策を講じ、
ゲストの不安を取除くことから始めます。

寒い!!!

標高約900メートル前後ですから、
4月初めでも雪が降ることは全く珍しくなく、
朝は0度~マイナス3度まで冷えます。
10月中旬でも最低気温がヒトケタになることもあり、
それでも暖房が入っていなかったりします!!!!!
暖かい服装で行くこと。カイロ持参。
バス移動なら、荷物が多くても問題ありません
4月初めに、この事情を知らずに到着するゲストには、
持参したなかで一番暖かい服装で行くようご案内します。
近所のコンビニでカイロを買えればいいのですが、
春になると、カイロの取扱をやめる店舗も多いため、
ガイドが持参して配ることも考えましょう、小さな奉仕です。
寒さでゲストが風邪をひいて体調不良になるのも可哀想ですし、
ガイドに風邪を移されては、目も当てられません。

寒いだけに桜の開花も遅め
下界では3月末に桜が開花して、
4月初めにゲストが到着した時に桜が散っていても、
高野山や高山では、およそ10日遅れで桜が開花しますから、
思いがけずに桜を愛でられることもあります。
もちろん、その年とお天気次第ですが。

5月中旬以降なら、寒さ問題はたぶん大丈夫でしょうが、
4月中はまったく氣を抜けません。
秋も10月以降は要注意です。
暑いときは、虫よけスプレー必須。

ゲストの疑問

  • 電気は通っているのか?
  • 電話は繋がるのか?
  • Wifiは使えるのか?
  • 大部屋に全員ごろ寝をすると聞いたが、自分は誰の隣に寝るのか?
  • シャワーは使えるのか?
  • そもそもお湯は使えるのか?
  • 野菜しか食べないようだが、葉っぱしか食べないのか?など。

以上は笑話ではなく、実際にゲストから寄せられる質問です。

お客様はそれぞれの地元の旅行代理店でパッケージツアーを購入します。
その小さな旅行代理店の担当者が、日本のことに詳しいハズがなく、
ましてや、宿坊がどうなっているかなど、分かるハズもなく、
最悪の事態を言っておけばクレームにならないだろうとの想いから、
テキトーな事を言ってしまうのでしょう。

実際、初めて団体を引率して高野山へ行く時に、
このような質問をされて耳を疑いましたが、
これらの質問は、毎回聞かれる内容です。
2022年以降は、どう変わるか分かりませんが。

宿坊

到着し、靴を脱ぎ靴箱に入れて、あがります。
1か所に集まってご挨拶をするところなら問題ありません。
落ち着いて、館内についてや、食事の場所、
朝のお勤めの御堂、お風呂の場所や時間などを説明できます。

チェックイン時間

17時に門が閉まります!
下手すると17時少し前でも締めるところもあります。
宿坊へは遅くとも16時半には到着するようにしましょう。
到着してからの外出はたいてい自由です。
夕食後の外出は、私はオススメしていません。
足元も暗くケガでもされると困ります。

通信環境

Wifiはどの宿坊も全館満遍なく繋がるとは限りません。
全室Wifiが繋がる宿坊もあれば、
受付近辺でしか繋がらないところもあります。
ポケットWifiは、2019年時点では高野山では殆ど繋がらず、
筆者はフリーwifiは警戒して使わないので、高野山ではLTE頼りでした。

格安sim利用者も多いと思いますが、通訳ガイドとしては、
どこにいても、安定した通話品質を保てないと困りますので、
高野山⇔白川郷でも、問題ない通話品質は必須です。
高速道路や山道ではwifiが途切れることもしばしばありますが、
キャリアのLTEが切れることは、ありません。

部屋割り

多くの宿坊では、ルーミングリスト通りの部屋割りをせず、
行き当たりばったりテキトー方式
です。

事前にガイドに館内見取図をFAXしてくださるところもあります。
この場合は、ガイドがゲストの様子などを見ながら、
事前に部屋割りを決めることができます。
たとえば、脚の悪い人はエレベーターの近くにするとか、
階段の昇り降りをしなくてもいい場所とか、
お手洗いに行く回数が多いというゲストの申し出があれば、
トイレにできるだけ近い場所にするなど、
ゲストの状況に鑑みてお部屋を決めます。

その一方で、到着するや否や、
「ガイドさん、夕食は、この部屋で17時から。
朝食も同じ場所です。
朝のお勤めは、あちらの御堂で、6時から。
お風呂は、あちらで、21時まで」
と言われるだけで、近くにいる人から順番に、
テキトーにお部屋を割り当てて行く方式のところもあります。
筆者は、はじめてこの方式の宿坊にあたったとき、
何がどうなっているのか目がテンになってしまいました。
あっという間に、ゲストが皆いなくなっていたという印象でした。
これだと、誰がどこの部屋にいるのか、ガイドが把握できません。
このように、どさくさ方式でお部屋が決まってしまった場合は、
必ず、一部屋づつ回って、誰がどこにいるか確認しましょう。
その際には、分からないことは何か、
困っていることはないかなど声をかけ、
とにかく夕食の時間と場所を再確認します。

お部屋

大部屋に全員でごろ寝することは、ありません。
そんなことでは、ツアーを引き受けるガイドがいなくなります。
基本は、ルーミングリストと同じ部屋割りです。
但し、すべてが同じ条件の部屋ではないことはあります。

宿坊は、ホテルでも旅館でもありません。
筆者は、修道院付属宿泊所なので、
一般的な宿泊施設のサービスはないとお伝えしています。

宿坊によっては、隣の部屋と襖で仕切られただけの所もあり、
その場合、お隣さんのイビキが煩くて眠れなかったという被害者が多数出ます。
多くの場合、洗面所、お手洗いは共同

旅館のようなお部屋で、洗面所とトイレ付きの宿坊もありますが、
一般的な団体ツアーでは、そのような宿坊にはあまり泊まりません。
さらに、たとえゲストがそのようなお部屋に泊まっても、
ガイドが泊まるのは「通訳部屋orガイド部屋」と呼ばれる、
グレードの下がった悲しくなるようなお部屋や、
ヘンテコリンな階段を登りながらやっとたどり着く、
物置同然の部屋にされることも珍しくありませんので、
覚悟しておきましょう。
ガイドは、部屋でやらなければならない業務もあります。
予算があることは百も承知ですが、
このような実態は、ぜひ改善してほしいものです。

宿坊の中には、お部屋に鍵のかからないお部屋もあります。
夜中に気が付いたら男性が入っていたりすることがないよう、
旅行社には、宿坊では、ゲストの部屋もガイドの部屋も、
きちんと鍵のかかる部屋かどうかを確認しましょう。
ガイドは、多額の現金やクーポンを持っていますし、
女性も多いので、事件があってからでは遅いのです。
鍵がかかる場合でも、入口に何かを置いておき、
入ろうとすれば音が出るようにするなどの対策も考えるべきです。

女性風呂も、覗かれりしないか、死角は無いかなど、
多方面に氣をつけるよう強くオススメいたします。

お風呂

お風呂は、大浴場のみで、時間制限があります
ツアー前に、確認連絡の際に、聞いておきましょう。

バスタオル類

宿坊は旅館ではありせんが、
タオル類と歯ブラシは、お部屋にセットされています。
ところが、一部の宿坊では、バスタオルが付いていない場合があるのです。
バスタオル利用は、別途200円追加の支払いが必要と言われた時には、
さすがに驚きました
それは、ツアーの予算には入っておらず、
ゲストにバスタオル利用希望者を聞いたところ、
数名しかいませんでした。
普通のタオルで何とかするからいい、という人が多かったのですが、
そういうレベルの宿坊ですから
その「普通のタオル」は、ペラペラで一度水を吸ったら、
どうにもならないシロモノでした。
それでも、バスタオルに200円払うのは不本意な人が大多数だったのです。
格安ツアーだとゲストのレベルもそんなものですが、
それにしても、バスタオル料金200円を予算からはずした手配も、
イカガなものかと思います。

あなたは、バスタオルを使わないのですか???

と旅行社には聞きたいところです。
ゲストに、「バスタオルを使うなら、200円お支払いいただきます」
というセリフを言わざるを得ないバツの悪さ、いたたまれません。
「リネンの200円をケチられたのね」という視線を一斉に浴び、
ガイドは、厳しい状況に置かれます。
それがどの旅行社の業務だったかは、さすがにここには書きませんが。

自分用のリネン類用意(ガイド)

高野山の宿坊の中には、タオル類がついていても、
正直、とても使う氣にはなれないシロモノもあります。
一目見て「これを使うのはやめよう」と思うこともあれば、
大丈夫そうでも触ってみて「やはり、やめよう」ということもあります。
そのようなことが珍しくないため、筆者は、高野山へ行く際には、
自分用のタオル2枚と、紙コップを持参しています。
さすがに、バスタオルまでは持ちませんので、タオルは2枚持ち。

宿坊のテーブルがベトベトで、部屋に入った瞬間に、
お掃除から始めなければならないこともあります。
前の人の缶やペットボトルがそのまま残っている場合、
もはや、衛生状態は信用できません。

そのような状態の部屋に置かれている湯呑や歯磨きコップ、
とても使う氣には慣れないので、耐熱紙コップを持参するのです。
もちろん任意ですよ、私はそうしているというだけです。
少し荷物が増えますが、バス移動ですから問題ありません。

食事

精進料理

お料理については、精進料理とは何かを説明します。
本来は、カツオも魚だから使わないはずですが、
インスタント味噌汁を出すところもあり、
カツオどころか、化学調味料も満載のところが多い印象ですが、
そんなことは、いちいちゲストに言わないでくださいね。

実際に、グルタミン酸アレルギーのゲストがいた時には、
高野山の宿坊でも、大いに苦労をいたしました。
グルタミン酸使用が標準だったからです。

夕食は、和食でもみんな食べるのですが、
朝から和食となると、受け付けない人が多いのが現状です。

夕食も朝食も、見慣れない食材が多いので、説明必須。
あまり大声を出すと周囲に迷惑なので、
数人ごとに回ってザックリと説明していきます。
特に、海苔は、食べ方が分かりませんから、
ガイドがやって見せればいいのですが、
まぁ、真似できるゲストはほとんどいません。
そのまま食べてもらうのが最も手っ取り早いですね。

必ず、ごま豆腐が出ます
ごま豆腐は、いわゆるお豆腐ではありません。
食感がヘンだとか、なんだとか色々な感想が出ますが、
「非常に各種栄養素の詰まった、とても体によい食べ物であり、
これを食べているから、精進料理でも皆元気なのだよ!」とアピールします。

フォークを依頼

お箸を使い慣れない人が多いので、フォークをお願いします。
普通のフォークがなくて、デザート用の小さなフォークしかない場合もあります。
これも、ゲストにはとても言えないことですが、
ちゃんと洗っているとは思えない状態のものが多いのです。
あの程度では食中毒にもならない強靱な免疫力も必要ですが、それはそれで別問題。
ビジネスとして客を受け入れるからには、
清潔な状態で提供していただきたいと思います。

ゲストには言えないだけに、非常に複雑です。

朝食

高野山へ行く際には、前日迄には色々なことを説明をします。
パンもコーヒーもジュースなども一切なく、
精進料理(伝統的な和食)のみだが、大丈夫ですか?
パンを買って行かなくても大丈夫ですか?と聞いても、
「いい経験になる、大丈夫、パンなんか無くても」
と反応する人がほとんどですが、やはりそうはいかないのです。

当日朝に、「ホントにパンを買って行かなくても大丈夫?」
高野山に行ってしまえば、パンなんかないよ!と確認すると、
「やはり、買っておく!」という人が数人出てきます。
パンを買ったらいいか、どうしようか悩む人は、
お金を使いたくないから我慢しようという結論になる印象です。

パンを買った人達も、その日の夕食は問題なく食べます。
問題はやはり朝で、いちおう食事会場に来てはみるものの、
食事をみた瞬間に拒絶反応。

パンを食べたい人は、当たり前ですが、自分の部屋で食べること。
その旨は、パンを買う際にも事前に伝えておくこと。

コーヒーもありません。
100円コーヒーマシンを導入した宿坊もありますが少数派ですし、
それがどんな味かは、想像するまでもありません。

下見の際の宿坊選び

下見に行く際に、ちょっとグレードの高い宿坊を選ぶと、
高級旅館並みのお部屋、トイレも洗面所も付いており、
とても美味しい豪華な料理を出す宿坊もありますが、
多くの団体ツアーでは、高級旅館のような宿坊には泊まりません。
下見の際には、下見の時だけは旅館のような宿を選ぶのもよし、
一般的な募集ツアーで利用される、問題の多い宿を選んで
体験しておくのもよし、お好みでどうぞ。
お料理の素材・種類・味も、グレードに応じてピンキリです。

宿坊の構造

元々あった建物に次々と増築していることが多いので、
どの宿坊も、かなり複雑な構造になってしまっています。
どちらに行けば何があるのか、早めに把握しましょう。
・食事会場
・朝のお勤めをする御堂
・お風呂、洗面所、お手洗い
など。
事前確認の際に、見取図を送ってもらうと便利です。
その際、担当する団体に割り当てられる部屋も教えてもらうと、
ガイドが部屋割りを事前に考えることができます。
また、ガイド、ドライバー様の部屋の場所も確認しておくこと。

宿坊の廊下

どの宿坊も、玄関で靴を脱いで靴箱に入れると、
廊下沿いにあちこちへ行く構造になっています。
この廊下が、夜に寒くなっても締められず、
どんなに寒くても開けっ放しにされていることが多々あり、
震え上がります!!!

朝のお勤め

チェックポイント

朝のお勤めは、もちろん義務ではありませんが、出席希望者は多めです。
床に座るのか、椅子があるか
椅子があるとすれば何人くらい椅子に座れるか
、事前に確認しておきます。

モーニングコールは、ありません。
ドラを鳴らすところや、廊下を太鼓を叩いて回るところもありますが、
何も無しのところもあるので、スマホの目覚まし頼りです。

朝のお勤め出席希望者は、
必ず時間前に、決められた場所へ入ること。
そのために、前日のうちに御堂の場所を確認

朝のお勤めは、暖房が入っていても寒いことが多いので、
暖かい服装で来るようお伝えします。
「何を言っているのか訳す」ことはできません。
お勤めの邪魔にならないよう静粛にしている必要があること、
また、そもそも、日本語じゃないので意味は分からない、
ということは、前日のうちに、事前に伝えておきます。

何がどうなっているか分からなくても、静寂を守る。
お勤めがほとんど終わると、何等かの説明ができる
タイミングになります。
宿坊によってプログラムが違いますから、
指示に従うということも、事前にお伝えしておきます。

大阪から高野山へ

筆者は、高野山へは大阪からしか行ったことがないので、
大阪から高野山へ行くルートについてレビューします。

パン屋さん問題

翌日朝用のパンの用意が必要なゲストがいる場合で、
宿泊しているホテル近辺にパン屋さんがない場合は、
途中、どこかへ寄ってもらうことになります。
それは、ガイドが事前に調査して営業時間を確認のうえ、
バスをどこに停められるかまで検討しておく必要があります。

高野山へ行く前日のホテル近辺にパン屋さんがなく、
高野山へ行く途中にバスを一時停車して立ち寄ることのできる
パン屋さんがない場合は、ゲストには申し訳ないのですが、
パン屋さんに立ち寄ることはできないので、
最寄りのコンビニで、クラッカーかビスケット類などで
我慢していただくほか選択肢がなくなります。

ホテルの朝食ビュッフェから、いただいてくるのはダメですよ!!
黙っていると、これをやってしまうゲストがいるので要注意
そんなことをしてはダメといっても、やってしまうゲストもいます。
ガイドに見つからないようにコッソリと持ち出したことが、
後になってから分かることがあります。
嘘をついても、持っているパンを見れば一目瞭然。
本人は嘘がバレていないと思っているけれど、
自分で恥かしくないのかどうかという個人の倫理感は、
どうにもできません。

宿泊ホテル出発

オペレーション編でお話した通り、
バスは出発時刻の15分前には所定場所に来てくれますので、
バス到着時刻には全員が載り込めるようスタンバイして、
たとえ10分でも5分でも早く出発できるようにしましょう。

ドライバー様は、一路、高野山へ向かうと思っているのに、
パン屋さんへ寄ってほしいと言うと戸惑われますが、なんとかお願いしています。
パン屋さんではなく、薬局に立寄ることもありますし、
ぜひとも電池を買う必要がある、という人も出てきたりします。

以下のような情報を、ブログのようなところで書いてしまうのは、
イカガなと思いますが、お伝えしてしまいますわ。
推奨ではありません、誤解なさいませんようお願い致します。
必要に迫られたときの対策に過ぎません。

JR大阪駅桜橋口近くに、バスを一時停車できる場所があります。
桜橋口を背にして、横断歩道を渡った左側です。
桜橋口の駅マルシェには、パン屋さん、コンビニ、薬局などがあり、
朝早くから営業しています(ご利用前に要確認)。
高野山へ行ってしまうと薬局もありませんから、
薬などが必要な人は、出発前に用意するべきです。
お店に行く必要がある人とガイドだけ降りて、
手早く買物を済ませてバスに戻ります。

必ず、全員揃っているかどうか、再確認。
お買物に降りなくても、いつの間にかバスから降りて、
ほっつき歩いている人がいますので、必ず人数確認をします
このあとはひたすら高野山へ向かって走ることになります。
ここからしばらくは、車窓からの景色を説明したり、
ゲストの質問に答えたりして、ネタが途切れたら、
ロングドライブ用のネタを展開します。
その時の団体の雰囲気や興味のありそうな傾向次第です。

途中休憩場所

最近の行程は、経由地まで記載されており、
それと違う経路を通る場合は、事前にお知らせする必要がありますので、
よほどのことがない限り、行程に記載された道を進みます。

大阪を出発してから約1時間ほどで到着する休憩所のひとつ、
和歌山県かつらぎ町にある、くしがきの里
くしがきの里
実は、ここにもパン工房がありますが、
道路事情によっては、必ずしも予定通り、
こちらに立ち寄れるとも限らないのです。
ここで20程度休憩します。
空気の綺麗な良いところです。

【ガイド専用情報】
今も続いている習慣かどうかは定かではありません。
2019年までは行われていたこととして記載します。
こちらの駐車場に観光バスが到着し、
ゲストが全員降りたあたりのタイミングで、お店の方が、
ガイドとドライバー様に封筒を持って来ることがあります。
「お客様をお連れいただいたお礼」として、千円入っていました。
そのような場合、それで何か購入されてくださいね。
少し日持ちしそうなお菓子を買って、ゲストに配るとか、
最低でもいただいた金額分は、お店で使いましょう。

休憩スポットは、かつらぎ町の「紀ノ川万葉の里」もよく使われます。

高野山 登りはじめ

休憩後、出発する際の注意事項

このあと、山を登りはじめるので、
網棚から荷物が落ちたりしないよう出発前に確認します。
同時に、高野山の説明もじめます。

しばらく進むと、いよいよ山を登りはじめる時には、
ドライバー様から、改めてシートベルトの確認を求められますので、
ガイドも、念のためゲストにお伝えします。

山を登りはじめるタイミングで、説明を始めるとイイ感じですよ。

  • 空海について:生い立ち、キャリア、業績
  • 空海は、なぜ高野山を修行の場に選んだのか
  • 真言密教について
  • 高野山が世界遺産になった経緯
  • 本日の訪問場所について

上記についてのガイディングをしながら、
ガイドは、スマホのGPSをオンにして地図を目で追います

山を登りはじめたら、ガチ・ガイディングタイム

高野山入口まで約40分、マシンガントークを炸裂させましょう。
—早口で話すという意味ではなく、集中講義をする感じ。
たとえ、ゲストが飽きて寝ていたり、話を聞いていなくても、喋りまくる!

  • ガイドの説明を詳細もらさず聞いてる人は、必ずいる。
  • ガイドの説明が多いと、ゲストは満足する;たとえ聞いていなくても。
  • 情報量の多いガイドの説明に、ゲストは納得する;たとえ理解できなくても。
  • 特に、外の景色で説明するものがないだけに、喋りまくると吉。
  • 空海と真言密教について説明するには、時間がたっぷりあるので便利。
  • 逸話関係も話してしまう;たとえ、あとで繰り返すことになるにしても。
  • 奥の院、壇上伽藍へ行ってしまうと、珍しいも景色の写真を撮るのに夢中で、
    ガイドの説明など耳に入らないことが多いので、先に説明をしておく。

山を登りはじめると、wifiが繋がらなくなる場所が出てきます!
頻繁にwifiが切れる区域に差し掛かります。
Wifi利用は諦めて、キャリアのLTE利用です。
Wifi環境の整備は、どんどん進んでいますので、
皆様が高野山へ行かれる時には、もう問題ないかもしれません。

高野山までの外の景色確認

高野山も、下見に行く場合は公共交通機関になりますね。
バスを1台チャーターして、下見準備できる人は別ですが。
はじめて団体を引率して団体バスで高野山へ向かう時は、
どのあたりに何が見えるのか、全くわからない状態でしょう。
大丈夫、1本の山道だけで、特に説明するものはありません。
Google Mapでチェックしておきましょう。

道はどんどん整備が進んでいますが、
対向車とすれ違いができないところも、まだあり、
すれ違い専用のスペースもあります。

バイクでツーリングしている人達を見かけると、
ゲストがライダーの服装やバイクの型式を言い当てたりして、
盛り上がることがあります。

チェックポイント

一番大事なことは、高野山の入口である大門の写真を撮らせること。
大門(カバー写真)の説明は、到着時点で2~3回繰り返す。
—写真撮影に夢中で、聞いていない人が多いので—
大門到着周辺で、GPSが必ずしも正確に作動するとは限りませんので、
ドライバー様には、大門5分程度前あたりでの、お知らせと、
大門ではできる限りのスローダウンをお願いします。
大門まであと5分程度になったら、その旨をアナウンス。

そろそろ、高野山入口に到着します。
左手に、高野山入口を示す山門がありますよ~♫

高野山に到着してすぐランチという場合、たいていは、
大門通過時点で電話を入れるように言われます。
夕方に宿坊に到着する行程でも、たいていは、
大門通過時点で電話を入れるように言われるため、
大門通過時は忙しいのです!
でも、そこで、バカ真面目に電話をしてはいられないのです;
バスだとあっという間に、壇上伽藍の中門に到達、
その中門の写真を撮らせないといけないからです。
ここも、ドライバー様にスローダウンをお願いする場所です。
大門と中門の写真撮影は超重要なので、そちらが優先です。


 中門。この奥が壇上伽藍。
進行方向左側に見えますから、帰りは反対側の人が見えるよう事前にご案内。
中門をご案内し、スローダウンをした直後、
レストランなり宿坊なりに、「大門通過しました」と電話します。
大門はとっくに通過していますが、実際は、
到着してからバスが駐車する時間もありますから大丈夫。

スローダウンのお願い@中門、大門
中門と、高野山入口の大門は、高野山に向かう時は左側にあります。
右側の人はよく見えません。
高野山から帰る時は、ドライバー様にスローダウンをお願いして、
今度は、反対側に座った人達が、よく見えるようにします。

*** *** ***
今回は、高野山到着まででした。
次回は、実際に高野山を歩きます。

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