ブログの活用法を記事にしました。

本ブログの構成と利用法

ごあいさつ

通訳ガイドのデビュー用Navigation

ガイディングに関しては、多くの優れた書籍が出版されていますが、
最も肝心なオペレーションや動線に関する情報は、みかけません。
筆者が知らないだけでしたら、ご容赦ください。
通訳案内士試験の合格発表後、
いくつかの通訳ガイド団体が新人研修を開催しますが、
条件や日程が限られるため、参加できない人も多く、
また、限られた時間だけでは、把握しきれないことも沢山あります。

デビューを控えた新人ガイドさんたちに、
何度か、オペレーションや動線をお伝えしてきました。
「下見に行く前に知りたかった!」と言われると嬉しいものです。
そこで、基本的なオペレーションと動線について、
これまで訪れた訪問地情報をまとめようと考えました。
通訳案内士の最重要スキルは、オペレーションと動線;全言語共通です。
これができないと、ガイディングどころではなく、
行程通りに催行できないと契約違反になり、
その会社からは、暫くお仕事のオファーは来なくなります。

プロとしての稼働準備

2020年、新型コロナ感染拡大により、
観光業界は壊滅的な打撃を受けましたが、
通訳案内士試験受験者数は、前年比13%減にとどまりました。
2021年度の合格者が発表されましたが、
依然として、日本政府は鎖国を続行。
3年分の新人ガイドが、インバウンド再開時に、
一斉にスタートすることになります。
当たり前ですが、合格年度順にアサインされるわけではありません。

インバウンドが動く時は、急激に動きます。
その時に先輩にいろいろ聞こうと思っても、
実際に動きだす時には、みんな忙しすぎて、
アドバイスをしてあげる時間的余裕はありません。

オファーを、悠長に検討する余裕もありません。
あなたが受けないなら、そのお仕事は別な人に行くだけですが、
オファーを受けるかどうかの判断は、超重要事項で、
第1のスキルといっても過言ではありません。

業務依頼への対応

やみくもにお引き受けすると、
馬鹿を見ることもあります;
実現不可能な行程の弾丸ツアーを続ける旅行社があるからです。
一度でも、そのようなリスク満載の問題ツアーを経験したガイドは、
二度とその業務は受けませんし、
その種の旅行会社の業務を敬遠しますので、
「その種の業務」向けに、新人がターゲットにされます。
新人は、業務依頼を待ち焦がれていますから、
「せっかくのチャンス」を逃すまいと、
多少無理しても引き受けることを、よく知っているからです。
筆者も、新人の頃、変な業務に引っかかりました。
たまたま、本当に運がよくて契約違反にならずに済みましたが、
普通なら、完全にアウトな案件でした。
その会社の業務は、それ以降、お引き受けしていません。

行程を予定通りに催行できなければ、契約違反=クレームになり、
どうなっていたことかと思うと、背筋の凍る思いです。
実際に業務に就いて痛い目に遭わないと分からないのです。

業務受注の判断   

オファーされた業務を引き受けるかどうかを判断するには、
提示されたツアー行程を見て、
各訪問地のオペレーションを思い浮かべ、
見学・移動の時間をシミュレーションし、
自分のスキルで回せるかどうかを判断して、
できるだけ早く、適切に判断する必要があります。
このことは、新人もベテランも同じです。

予定通りに全行程を催行できなければ契約違反となり、
たとえそれが、実現不可能な行程が原因であったとしても、
結果的にガイドに対するクレームとなってしまいます。
残念ながら、オファーされる業務は、
必ずしも適正なものばかりとは限らないのです。
つまり、ブラック系案件も混じっているということです。
危ない!と判断したら、やめる。
これは、新人に限りません

各訪問地について、どれだけ時間がかかるか、
どこの何が面倒で、どう間違えやすいか、
移動時間はどのくらいか、
訪問地の特殊事情や注意事項などを勘案し、
行程表を総合的にシミュレーションして、ハズレ案件を避け、
適正な業務をお引き受けできる感覚を身に付けられるよう、
オペレーションと動線についてお伝えします

通訳ガイドは、中堅クラスになると、4~5月のツアーについては、
1年前からアサインいただきますので、予定が立ちやすいお仕事です。

しかし、新人のうちは、お仕事はそう簡単にはいただけません。
そして、「突然」「予期せぬところから」お声がかかったとき、
業務スタンバイOKかどうか、それがすべてです。

ガイディング原稿とアンチョコの作成

難関試験として知られる、全国通訳案内士試験に合格し、
めでたく登録証を手にされ、ホッと一息ついているであろう皆様に、
追い打ちをかけるようなことをお伝えするのは、氣が引けますが、
業務前にするべき準備は山ほどあり、
新人なら1年たっぷり使っても、やりきれないほどです。

ガイディング原稿の作成には、膨大な時間がかかります。
色々な書籍を読み、検索を繰り返し、情報を取捨選択して、
自分流に編集する必要がありますが、
最初から完璧を目指すといつまでたっても完成しません!

参考記事:5. 【新人】通訳ガイド:ガイディングお薦め参考書【厳選11冊】

まず、有名観光地、ゴールデンルートの観光地について、
必要最低限をスムーズにガイディングできるよう準備しましょう。

一般的な団体ツアーでは、それほど詳しい説明は必要ありません。
そこまで詳しく説明する時間がないからです。
最近は、日本ヲタクも増えていますし、
事前に予習して来日するゲストも沢山いますので、
知識は一つでも多く持っているに越したことはありませんが、
≪松・竹・梅≫の≪梅≫コースを、確実に身に付けましょう。
歴史・風土・文化・習慣をはじめとする日本の様々なことについて、
易しい言葉で分かり易く説明することに重点を置きます
ガイディングの準備は、皆様ご自身で頑張っていただくほかありません。

オペレーション

インバウンドの団体旅行では、決められた時間内に
すべての行程を消化することが大前提です。
昨今は、バスの時間制限も厳しくなり、時間が長引いた場合、
単に、超過料金を払えば済む問題ではなくなりました。
時間管理は、団体旅行の最重要課題です。
それができないとクレームになり、干されてしまいますよ。
スムーズな添乗オペレーションに必要な準備内容を記載しました。

新人ガイド用業務マニュアルとしてご利用いいただけるよう、
仮想行程をヴァーチャルツアーで辿りながら、
オペレーションや添乗業務のポイントを記載しました。

  • アサインの受け方
  • 決断時の注意事項
  • ツアーまでの準備
  • オペレーションスキル(ツアーの回し方)
  • 各見学場所の動線と注意事項、お役立ち情報
  • 筆者の体験:関連の失敗例と注意事項のいくつか

記事の構成と内容については、サイトマップをご参照ください。
動線編については、地方ごとにカテゴリー区分を設けましたが、
オペレーション編については、一続きにしました。

動線NAVI

新人研修への参加が難しい方も少なくないでしょうが、
このブログを使えば、予定に合わせて自習できます。

仮想のツアー行程を、ヴァーチャルツアーで巡りながら、
オペレーションと動線や注意点について解説します。
前後が続くように関連付けてはいますが、
単独で好きな場所をピックアップしても全く問題ありません。
下見の前、研修の前後、実際の業務の前などに、
参考にしていただければ嬉しいかぎりです。

下見の重要性

業務前の下見は必須です。
自分も知らない場所に、ゲストをお連れすることはできません。
下見をしたにも関わらず、実際の業務では戸惑うこともあります。

いくら≪ガイド目線≫で下見せよと言われても、
はじめは、ガイド目線とは何か、分からないものです。
「ガイド目線」を早く理解すれば、効率的に準備できます。

新人研修に参加しても、それは下見をしたことにはなりません;
実際に参加してみれば、お分かりいただけます。
新人のうちは、下見に相当の投資が必要になりますが、
まずは、ホーム周辺から固めることです。

団体旅行の引率業務を想定した下見を効率的にできるよう、
このブログでナビゲーションしますので、
お出かけ前の自習・予習・訓練にご利用いただけます。

イケナイけれどぶっつけ本番

下見は必須ですが、あまりにも遠く不便な場所だったり、
急にアサインいただいた業務で知らない場所が入っていると、
【ぶっつけ本番】で対応せざるを得ないこともあります。
最大限避けるべきこととはいえ、正直なところ、
たいていは、身に覚えがあると思いますよ~。
恐怖の【ぶっつけ本番】でも、
ガイドが初めて来たことは、絶対に悟られてはいけません!!!
ぶっつけ本番で立ち向かうためには、それなりの準備が必要です。
現在は、様々なネット情報と、我々の強い見方Google Mapがあり、
とても有り難いことですが、あまりにもマイナーな場所だと、
Google Mapのストリートビューに出てきません(とほほ……)。
それでも、苦し紛れの【ぶっつけ本番】にも対応できるよう支援したい、
それも、このブログの目的のひとつでもあります。

ぶっつけ本番は、究極の選択@できる限り回避すべし!
(でも、あるんですよね・・・)

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おねがい

著作権の関係により、パンフレット、地図などは一切掲載いたしません。
公式サイトがある場合は、URLリンクを貼ります。
それ以外については、リサーチ時間を節約させてください。
そもそも、通訳案内士として稼働するつもりなら、
その程度の材料は、ご自身でご用意のうえで、
本ブログ記事を存分にご活用いただけるよう、お願いいたします。

書き忘れやミスもあるかもしれません。
ご意見、お氣付きの点などございましたら、
お問い合わせ欄から、お気兼ねなくご連絡ください。

新人通訳ガイドの皆様へ期待を込めて

インバウンドが復活した時に懸念されることとして、
来日ゲストが新人ガイドに当たってガッカリ・・・となれば、
日本のインバウンド業界全体にとってダメージとなり、
ひいては日本全体の国益を損なうことになります。

これまでの現場経験や情報をお伝えいたしますので、
新人通訳ガイドの皆様におかれましては、
少しでもスムーズに初業務をこなしていただき、
仲間として一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。

最初から、このようなことをお話するのもアレですが、
同一業務同一賃金が基本ですから、
たとえ新人といえども、ミスをされると、
業界全体に迷惑がかかることを肝に銘じてください

通訳ガイドの初仕事、経験豊かなプロとして振る舞えるよう、
全力で応援いたします。

 

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