衛生習慣のおさらい【旅行中の健康維持】
2020年、新型コロナウイルス
なるものが出現したことにより、
仕事が消滅してしまい、
筆者はアタマにきまして、
その正体について、
そもそもウイルスとは何なのか、
対策はどうしたらよいのか、
徹底的に調べ、今も関係情報は、
追い続けています。
うがい・手洗いは基本事項ですが、
衛生行動を取り違えてしまっている
人が出ているもようです。
コロナ云々以前の常識問題として、
念のためおさらいをしましょう。
筆者は、医師でも薬剤師でも疫学者でも
ありませんが、一次資料、一次情報、
医学論文に掲載された査読済み論文を
解説する専門家の皆様方の情報の
要点をお伝えします。
うがい
日本人なら、外から帰ったら、
うがい・手洗いをするのは、当たり前。
外に出掛けなくても、お掃除のあとには、
うがいをしますね。
うがいの注意点
- うがい薬を大量に使うのではなく、
すべてに適量があります、
各商品の添付文書を熟読すること。 - イソジン等は、使いすぎると
かえって喉の粘膜を痛めてしまう。 - うがい薬がなければ、
ゴミやホコリを払うために汚れを洗い流す。 - 塩を使う手もあります。
但し、ニガリの入った自然塩に限る。 - いずれも【ほどほど】。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
緑茶
日本では、来客に緑茶を出します。
喉の渇きを癒すことが目的ならば、
水や白湯でいいわけですが、
お茶には殺菌効果があります。
インフルエンザの時期になると、
1人診察が終わるごとに、
緑茶を飲むことにしているという
医師のお話も聞きました。
「我家に黴菌を持ち込まないでね」です。
お寿司屋さんで、
濃~い緑茶が出されるのも、
殺菌対策のひとつ。
やんごとなき方々は、
玉露でうがいをするそうです。
ゴミゴミしたところを歩いたあと、
筆者は、濃い緑茶を買ってウガイをします。
緑茶ウガイをするとシンクに色が付くので、
必ずタップリの水で流します。
ペットボトルの賞味期限問題
ペットボトル飲物の賞味期限が、
なぜあんなにも長いのか、ご存じでしょうか?
淹れてから1日たったお茶、
どうなっているかわかりますか?
1日どころか、数時間たったコーヒー、
飲めたものではありませんね。
それなのに、ペットボトルに入った飲物は、
なぜ大丈夫なのか?
ここでは、敢えて書きません。
情報は、ネット上にいくらでもあります。
とは言え、そのような事実を差し引いても、
ペットボトル飲料がないと不便すぎるので、
筆者は、必要悪と割りきっています。
ゲストには、日本の水道水は飲めます
とご案内しますが、実際は、
水道水をそのままは飲んでいません。
因みに、日本に派遣される米軍の皆様は、
日本の水道水を飲んではいけない、
とのお達しを受けているそうです!
ここでは、それ以上は差し控えます、
お察しください。
調べれば、その手の情報は沢山あります。
色々ありますが、外で水を飲もうとしたら、
ミネラルウオーター一択です。
ぜひ、ナチュラル・ミネラルウオーターを
選びましょう。
手洗い
- 外から帰ったら
- お掃除のあと
- 汚いものに触れたら
- お手洗いのあと
- 食事の前
- その他
これは基本です!
2020年に新型コロナ流行で、
基本的な手洗い習慣が崩れてしまいました。
あちこちに、アルコール・スプレーが
設置されるようになってから、
大きな勘違いをしている人が大勢います。
アルコールは、インフルエンザウイルスや
コロナウイルスを不活性化させ、
微生物を殺すと言われます。
ウイルスが不活性化したとしても、
それらの死骸は存在し続けており、
安全ではありません。
ウイルスは生命体ではないので、
生きている・死んだと表現しませんが、
≪その手は微生物の死骸でいっぱい≫であり、
微生物が消えないだけではなく、
それら微生物の死骸は、
エンドトキシンという毒素を
出し続けるのです。
やたらアルコールを使って
脆弱になった皮膚の傷から、
ウイルスの死骸が出す毒素が
体内に侵入して血管に入ると、
場合によっては、敗血症など、
重篤な症状になる可能性があります。
アルコールで手を擦っても、
微生物とウイルスの死骸のダンゴを作るだけ!
必ず、
石鹸で洗い流すことが必要です。
で触ったものを食べれば、
それらのウイルスや黴菌の死骸も
一緒に食べることになります。
あなたは、それでも、
アルコール・スプレーに頼りますか?
アルコール・スプレーだけ
テキトーにかけて、
キレイになったと思うのは、
大いなる勘違いです!
汚れを洗い流すには
「石鹸で手を洗う」のが基本中の基本。
もし、石鹸がなければ、
流水で長めの時間、長し続けると、
7割方のウイルスや細菌は、
流れると言われています。
アルコール・スプレーや
除菌ティッシュの使用は、
手を洗う設備がない場合などの、
応急処置でしかありません。
トイレのあと、アルコール・スプレーを
かけても清潔にはなりません!
関連記事:14. 道徳観念の違い
ウイルスと微生物の死骸は、
そのまま残って、なおかつ、
エンドトキシンという毒素を出し続ける。
アルコールも、
ノロウイルスには、効果無し。
食中毒が発生したら
大事になります!!!
アルコール過剰利用の弊害
私達の体の皮膚には常在菌がいて、
皮膚のバランスが保たれています。
やたらとアルコールを使うと、
常在菌も死滅してしまい、
皮膚のバリア機能が弱まって皮膚が荒れ、
細菌の侵入を許してしまいます。
その状態に、微生物の死骸が
蓄積していく様子を想像してみましょう。
アルコール・スプレー中毒になっていませんか?
本末転倒にならないよう注意しましょう。
アルコール・スプレーの使用量
繰り返しますが、手洗い設備がなく、
他に清潔にする方法がない場合は、
アルコールに頼ることはありますが、
チョットくらいかけても、効果はありません。
細菌を殺し、ウイルスを不活性化させるには、
ポンプをしっかり下まで押した分が、
1回の分量です:
この分量を使うと、
両手がドッシリ・タップリ濡れてしまい、
すぐには物を掴むことができない量です。
有効な分量を使う。
イラストのようにアルコール液が出て来たら、
それを両手に、まんべんなく擦り込むのです。
アルコールスプレーを使う人達を見ると、
有効な使い方をしている人は、
ほとんどいません。
アルコール・スプレーを見ると、
喜んで毎度ふりかける人達は沢山いますが、
ちょっと付ける程度なら、
無駄に皮膚を弱めるだけです。
アルコールが効かないウイルス
新型コロナ騒ぎで、
テレビウイルスに洗脳された人が多い
ことは、まことに残念です。
怖いウイルスや細菌は、
コロナ関係だけではありません。
更に怖いウイルスや細菌があります。
ノロ・ウイルスやロタ・ウイルスには、
アルコールは効果がないそうです。
対策は、ただひとつ、徹底的な手洗いです。
食中毒が起これば、一大事。
その原因が、ゲストが手を洗っていなかった
ことが原因だったとしても、
ガイドは氣を付けていなかったのか?
と言われるでしょうし、食事店様にも
甚大な影響が出てしまうことでしょう。
石鹸での手洗いを徹底する。
除菌ティッシュなどによる拭き掃除
アルコールを染み込ませた布や紙類、
除菌ティッシュを使った拭き掃除をする場合は、
一方通行にしないと意味ありません。
往復させると雑菌を広げるだけ。
店舗でも飲食店でも、
新型コロナ対策の掃除のほとんどが、
この方式です。
それでも、同調圧力に対して、
パフォーマンスしなければいけない、
という事情に鑑みても、ただの無駄です。
トイレから出てきて、
チョット片手を濡らすだけの人は、
かえって雑菌を増やしているのです。
手を洗ったら、蛇口を締める時に、
洗ったばかりの手で触れず、
アルコールティッシュで閉める。
トイレの個室のドアノブや鍵には、
多くの雑菌が付着しているという
調査結果が沢山出されています。
手洗い直後に、そのような場所に
触れないようにしましょう。
やたら手を洗いすぎるのも、
手荒れの原因となり皮膚が弱くなります。
新型コロナ騒ぎ以前の問題として、
大型施設では、ドアノブが
便座よりも汚いことは有名な話ですし、
スマホも便座並みに汚いことがあると
報告されています。
私達は色々なウイルスや黴菌に
まみれて生活しているので、
今回の新コロに限らず、
衛生環境には氣を付けるべきです。
やり過ぎるとビョーキですから、ホドホドに。
ビュッフェの場合の注意
ビュッフェ台では、
いちど取ったお料理を戻してはいけない
のは当たり前ですが、
これをやってしまうゲストが一定数います。
しかも、パンを手づかみで取って、
それを戻してしまう人もいます。
いちど取ったら、絶対に戻してはダメと、
見つけたら注意します。
その結果、残してしまうことになっても、
致し方ありません。
当然のマナーですが、ビュッフェの時には、
注意喚起が必要なこともあります。
そういう事は、あまり言いたくありませんが、
ホテルの方から注意を受けるとアウトです。
少なからず目撃しており、
困ったちゃんは、人目がなければ、
ナニをするか分からないので、
細心の注意をはらっています。
汚染されたパンなどを食べて、
ガイドが食中毒になったら、
目も当てられません。
マスク
新コロ騒ぎ以前は、
「なぜ、日本人はマスクをするのか?」
が定番の疑問でした。
最も効果が高いと言われる不織布マスクでも、
マスクの目の大きさは、ウイルスの50倍程度。
これで、ウイルス対策になるか否かは、
幼稚園児でも分かりますね。
どのようにマスクを付けても必ず隙間ができます。
隙間に入る空気には加速度がつきますから、
ウイルスも多めに入ってしまうわけです。
それでもマスクをする理由は以下の通り:
- 風邪をひいて、他人に感染させないため。
飛沫レベルになると粒子が大きくなるので、
いくらかは抑止力がありますし、
他人に対する気遣いの印です。 - 花粉対策:花粉はマスクで
ブロックできるとされています。 - 喉の乾燥を防ぐ
- お肌を乾燥した空気にさらさないため。
- 冷たい空気に顔をさらさないため。
- 真冬の寒さ対策の一環。
マスクの特性を今一度よく理解して、
有効な使い方をしましょう。
2022年10月中旬から、厚生労働省では、
マスクに関して、新しい指針を発表しました。
2023年3月13日から、自由としました。
しかしながら、そもそも、日本政府は、
一度たりともマスクを強要してはいません。
マスクの強要は、憲法にも刑法にも抵触
することを知っているからです。
マスクをしても効果が無いだけならともかく、
長期間のマスク着用による健康被害については、
医学雑誌ランセット等に150本以上の
論文が掲載されているそうで、
多くの良識ある医師が警鐘を鳴らしています。
マスクをすることにより、鼻呼吸が妨げられ、
自分の吐く二酸化炭素を余計に吸ってしまい、
脳への酸素供給量が減少、心肺機能も低下、
長く続けると、免疫力を低下させます。
たった30分使用しただけのマスクの
顕微鏡写真で、おびただしい数の雑菌や
カビが繁殖している写真を見ると、
ゾっとします。
周囲を、冷静に再確認してみましょう。
通訳案内士が「私は思考停止です」と
表明するのは、かなり問題でしょう。
科学者・疫学者・医師の論文や意見、
一次資料・データを基に、
科学的視点で物事をみないと、
マスコミのプロパガンダに、
簡単に騙されてしまうようでは、
正しい情報発信が主要任務である
通訳案内士として問題です。
一番大事なことは健康つくりと免疫力up
2020年、新コロ騒ぎで、
皆が怖がって病院へ行くのを控えたら、
病人は激減、死者数も例年より減少。
不要な薬をやめたら病人が減った
という結果でした。
健康は、自分自身で体調や特徴を把握し、
試行錯誤しながら、正しい食生活と
生活態度で作り上げていくものです。
通訳ガイドは、心身共に健康でなければ
務まりません。
最優先事項は、自分の体を丈夫にする、
免疫力をあげることで、そのために、
質の良い食品を食べて体を作りましょう。
良質な食品とは、ご先祖様から
食べ続けられている食品です:
-
- 日光を浴びた季節の野菜や果物
- 養殖ではない魚や海藻、
- 綺麗な水で育てられたお米
- 素性の良い小麦と天然酵母で作られたパン
- 元氣に走り回っている鶏の卵
- 草を食んで育てられた牛
- 天然の蜂蜜
- 甘いものが欲しければ、
ドライフルーツ等(添加物無しもの)
など、当たり前に、
昔から食べられていたものです。
自分の前にある食材は、
どのように育てられたものなのか、
よく考えてみるクセを付けましょう。
格安ツアーを担当すると、
居酒屋での食事が増えます。
その場合はどうにもなりませんが、
そうした場合の”負債”を消すためにも、
普段は、まっとうな食材をいただいて、
体作りを考えることが肝心です。
今後、どんな黴菌、細菌、
ウイルスが出てくるか分かりませんが、
ウイルス疾患を薬で治すのは無理であることは、
昔からずっと言われていることであり、
故に、風邪薬ができればノーベル賞もの、
風邪薬というものはできない所以です。
新しいパンデミックが、また、
計画されているようですから要注意です。
健康的な食事、適当な運動、
良質な睡眠で免疫力を上げ、
少々の黴菌やウイルスは、
すぐに退治できる体力をつけておくこと、
健康維持が最優先事項です。
人は、日々食べるもので出来ています。
食材に氣を付け、加工食品とは関わず、
日々歩く習慣を付け、
体力向上をはかりましょう。
次からは、各訪問地の動線(導線)の
ナビを始めます。
仮想行程に沿ってツアーを開始します。
記事は、時々、前後と繋がっていますが、
基本的には単独活用できると思います。
最初の記事は、浅草です。
II-1. 【新人】通訳ガイドの動線ナビ:浅草寺-1
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