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【通訳案内士 2次試験対策-10】省エネ勉強法【効率ポイント】

2次試験攻略法

プレゼンテーション

時間感覚を身につける

実際の試験では、2分以内で説明することになっています。

200ワード前後、1分45~50秒で発表できれば理想的ですが1分半でもOK。

自分で作成した原稿を見て話す練習も必要ですが、
試験では、トピックを見ただけで話すことになります;
考え込んだり、間違えて直したりすることも考慮すると、
1分半程度を目安にしないと時間超過になりかねません。

自分で選んだ参考書のモデル・プレゼンテーションを、
実際に話す速さで読んで時間を計る。
だいたい短めなので、情報を追加する必要があります。
優れた参考書は、追加情報を考えたり調べたりしなくても、
続くページにヒントがちりばめられていますので、
それを適宜ピックアップし、好きな場所に当てはめていけば、
いとも簡単に、1分45秒前後のプレゼン原稿ができます。
そうしたら、まず、それを丸暗記するつもりで練習します。

200ワード、1分45秒前後の原稿を、
ワードなどに作れば綺麗ですが、時間がかかって無駄。
次に同じトピックの学習をする時に、違うアイディアを思い付くこともあり、
そのたびに、全文を書いていたら、いくら時間があっても足りません。

そんな時間があるなら、声に出して20回繰り返す
20回繰り返すと、忘れにくいと言われているからです。
完璧に覚えられなくても、アウトラインは身に付きます。

大きめのポストイットを用意し、モデル文の差し込みたい部分に番号を付け、
その部分に入れたい文をポストイットに書き、全体を読んで時間を計り、
まだ短いなら、もう少し追加する。

ポストイットを貼ると、次のページがデコボコしますし、
剥がれ落ちる可能性もありますので、
余白に鉛筆で書き込み、適宜、書き直すほうが簡単です。
ま、そのあたりは適宜、やりやすい方法ですすめます。

プレゼンは、1分半程度あれば妥協し、
このプレゼン肉付け作業にあまり時間をかけないこと。
それよりも、その文章の音読練習を繰り返すことのほうが大事です。

<注> 200ワード前後、1分45秒程度に作り込んだ2次対策の参考書もあります。

1分、1分半の時間感覚を身につけること。
1分経過の合図がないことがあります。

モデル原稿作成時に集中するポイント

プレゼンテーション全体の構成をしっかり意識すること。
最初に必ずテーマやトピックの定義。
次に、絶対に欠かせない特徴。
その次が、さらなる特徴。

歴史・地理・なぜ好かれているかなどの周辺情報や状況。
締め:是非行ってほしい、体験してほしい、食べてみてほしいなど、
お客様へのアピール内容
構成は、トピックのカテゴリーによって、若干変わります。
詳細は参考書をご覧ください。

構成をしっかり身に付けておけば、準備していなかったトピックに当たっても、
即座に該当するカテゴリーを見極め、
それに即した構成にする目途を付けることができます。

プレゼンに盛り込む副次的内容

プレゼンで、自分の経験や感想を入れる場合は、
僅かに留めるほうがいいでしょう;
選んだテーマが、ありきたりなものなら、
独自性を出すために、ちょっとだけ自分の経験や感想を
入れるのはいいと思います。

テーマに、技術的な特徴があれば、ぜひ盛り込みましょう
それが、定義や特徴を盛り上げることになります。
観光地が風光明媚で美しいのは、当たり前。
形容詞でしか言いようがありませんが、
技術的な特徴は、具体的に述べることができます。

テーマが、観光名所の場合は、特徴と見所、
具体的な見所のアピールです。
2次試験における観光名所のアピール方法は、
色々な教則本に例があります。

日本独自の技術、工芸品、日本酒、建築、
染色(藍染めなど)、日本料理、茶道、華道、
能や歌舞伎あるいは日本舞踊などについても、
代表的な技術や技法を何か1つ入れると、
プレゼンが活き活きとなりますし、
実際、お客様はそういう情報を聞くのを楽しみにしています。
試験では、制限時間が厳しいので、
うまくバランスをとることです。

質問されて、答えられない内容は言わない!
そういうキッカケも作らないこと
逆に、敢えて何かを、質問させるようにステルス誘導して、
その通りになれば、儲けものですが、
まぁ、なかなか、そう上手くはいかないでしょう。

でも、プレゼンを作りながら、それに対して、
どんな質問をされるかは、常に想像しましょう。

やってはいけないこと

実際に通訳ガイドとして稼働していると、正しいデータを調べるクセがついています。
しかし、これは試験対策ですから、試験を突破することが目的
短期決戦で試験準備をする場合、そんなことをしている場合ではありません!
データは、著しく外れていなければ問題無し。
多くの場合、数字はアバウトでOK。

実際にガイドとして稼働するときには、イヤというほど情報収集をし、
各種のデータを自分なりにまとめる日が来ます。

プレゼンテーション用の原稿作成をする際、正確なデータなど求めない
参考書に書かれている内容で十分
詳細にこだわる必要はありませんが、
富士山の高さ、明治維新の年などは正確に言えないとダメです。

万が一、浅草寺の現在の雷門の建立時期、提灯の高さ、直径、重さなど、
具体的な数字を聞かれて分からなかったら、
「調べて、後程お伝えします」と言うほかありません。これは現場でも同じ。
「数分後」に試験は終わっていますが、他に手段はありません。
こういう時は、アピールのために何でも言うのです!
最後まで諦めない姿勢、何でも調べて伝える態度は、
実際の業務でも同じことが求められますので、採点対象になります。

プレゼンテーションでは、
構成、単語、表現、アピール力、が試されており、
それを、明るくハッキリと分かりやすく、
ゲストの注意を惹きつけるように話すこと
が大切。

早めに、次に進み、数をこなす!

プレゼン練習では、7割できたと感じたら、次へ進みます
あるいは、20回音読したら次に進むと決めます。
原稿を作成することにあまり氣をとらわれず、
音読に集中しつつ、時には原稿をラフに書いてみる程度にする。
トピックごとに完璧に近い原稿を作ろうとすると、
キリもカギリもなく、時間の無駄。
2次試験の準備範囲は膨大なので、モタモタしているヒマはありません。

最大効率化ポイント

知らない単語、なじみの薄い単語、
発音が難しい単語や表現は、使わない。

自分が分かる単語、発音しやすい単語や表現に変える。
新しく覚える単語を極力減らし、知っている単語や表現だけで勝負する。
質疑応答などで試験官から、知らない単語を言われても氣にしない
前後の状況から「当たらずとも遠からず」に持ち込んで、お茶を濁す
そのとき、オドオドしない。
目が泳ぐと、バレて不利な質問をされかねません

人間ですから、知らないことの一つや二つあっても当然と開き直りましょう。
知らない単語の1つや2つあっても、
大きなダメージが起こる確率は、極めて低い

とはいうものの、場合によっては、その単語の意味が分からないと、
対応できない場合もあります。
お茶濁し対策で対応できない場合は、最後の手段として、
「それは、カクカクシカジカ、と理解してよろしいでしょうか?」
などとサグリを入れ、
別な表現で話してもらって理解できれば儲けものです。

サグリを入れることで、著しく減点されるとは思えません。
なぜならば、辞書を使うことのできない通訳現場で、
知らない単語が出てきたときに使う手段のひとつだからです。
口述試験で黙ってしまったら、その時点でアウト確定。
どっちみちアウトなら、諦めずに話続けること。
その粘り強さも採点されていると思います。

昨年の試験で私は、ホントではないことまで言ってしまい、
お客様役の試験官さんが喜んでしまい、大笑いになりました。
試験中は緊張していたので、何か変だとは思いつつ氣になりませんでしたが、
あとで考えたら、実は情報不足、不正確な情報でした。

日本人試験官は、現役の通訳ガイドのようでしたから、
私が話した情報が間違いだったことに当然気が付いていたことでしょうが、
そんな細かいことまで指摘するだけの時間的余裕はないわけで、
それで救われた感じもします。

ナニナニ時代⇒何世紀いつ頃と添える

通訳ガイド関連の書籍は、どれを見ても、
歴史関係の説明に「ナントカ時代」と書かれており、デフォルトになっています。

しかし初来日の外国人に、平安時代、江戸時代などといっても、分かりません
「ナニナニ時代」と言うのがガイド試験のデフォルトならば、
言ってもいいけれど、すぐに併せて年代を言いましょう
江戸時代でも、17世紀なのか18世紀なのか、
江戸時代全般なら、17世紀始めから19世紀後半、
明治時代始めなら19世紀後半、などと一言添えないと、
お客様は、まったく分からないのです。
何世紀中頃と追加しても、ものの3秒程度ですから、
全体の制限時間には影響ありません。

実際は、ナニナニ時代は不要、
何世紀の始め・中・終わり頃、などと言うほうが、
お客様には、圧倒的に分かりやすいのです。

絶対に正しい数字を示さなければならないのは、1603年とか1868年など、
2次試験でも、実際の業務でも、数えるほどしかありません。
現場では、正確な年号も交えて説明をすると飽きられます。

外国語通訳問題と現場で起こり得るトラブル関係

通訳問題

絶賛お薦め参考書では、通訳問題以外の場所も、
効率的に通訳練習ができるよう工夫されているので、
是非とも、存分に活用されることを強くお勧めします。

通訳に慣れない人の問題は、メモとりでしょう。
ググれば、色々なやり方を見つけられますので、あまり時間をかけすぎず、
実際に自分で考えたり作ったりするほうが早道です。

CDを使うのはもちろんいいと思いますが、
日本語から外国語へ通訳する問題ですから、
むしろ、アウトプットに重点を置いて練習すべきです。

通訳問題対策に関しても、モデル・プレゼンテーションの中に、
ヒントになる文章が多数あります。
通訳演習を兼ねなてプレゼンテーション原稿を作りながら練習していけば、
自動的にある程度できるようになります。
全く関連性のない内容は問題にされません。

通訳問題は、「現場で起こり得るトラブル関係」とセットですから、
トラブルになりそうな話題が、選ばれるわけです。
想定される状況は、絶賛お薦め参考書に記載されており、
どれも、実際の現場でも覚えておくべき内容です。

トラブル関係の種類については、先の記事に書いた通りですが、
これに関しては、どの参考書にも書かれていないように思います。

困った状況で口述試験が終わる場合でも、
暗~い雰囲気のまま終わってはいけません。

どんなトラブルに巻き込まれても、
必ず明るい情報、何か明るいアイディアを提示します。

ピンチをチャンスに変える心意気を見せないと、
ガイドとして認定されません。

若干の語学的ミスは、姿勢の良さ、失礼のない服装、礼儀正しさ、明るい声、
前向きな態度、諦めないシツコサなどによって補われる可能性があるのです。
ギリギリでいい、マグレでもいいから合格したいと思う場合、
そうした補助的要因を甘く見てはいけません。

幾多の困難があっても、試験の10分間が楽しい時間になるよう、
最善を尽くしてください

【了】

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