ブログの活用法を記事にしました。

II-34. 【新人】通訳ガイドの動線ナビ:倉敷

動線Navi

宇野港から倉敷へ

今回のヴァーチャル行程では、16時半頃宇野港に到着、
そのまま1時間ほどで倉敷市内に到着します。

行程では、翌日に美観地区散策となっていても、
ホテルに荷物だけ置いたら、すぐに美観地区散策に出ます。
ちなみに、来日経験の多いTLも、この意見に賛同しています。
・行程通り、翌日朝の散策のみにすると時間不足で予定が遅れる。
・多くの場合、美観地区近辺のホテルに宿泊しますので、
1時間程度の散策なら、この時間帯に余裕で入れることができる。
・一度歩いておけば、翌日はお気に入りポイントに直行できる。
・夜のライトアップ・イベントをしていることがあり、綺麗。
・もちろん、川に落ちないように気をつけていただく。

この場合、荷物はフロント近辺に預けるだけにして、
すぐに出発するほうが断然効率的。
TLがいると、ゲストをいったんお部屋に入れたがる。
それが、ホスピタリティであることは重々わかりますが、
いちどお部屋に入れると、20分ほどロスタイムになる。
それでも、夕方にいちど歩くようにしています。
 ライトアップイベント実施中の風景

当然、行程と違う行動をとりますので、
ツアー前打合せ時に、担当者にはその旨お伝えしておきます。

観光バス駐車場

倉敷市の美観地区近辺に宿泊する場合、
バスの駐車場は一択でここのみ。
倉敷市バス専用駐車場

注意点

上をクリックしていただければ一目瞭然:
バス駐車場の営業時間が17時半までなのですわ。
17時半に間に合わないとバスを停める場所がなくなるのです。

もちろん、バスはホテルでゲストや荷物を降ろしてから
駐車場に向かいますから、そのタイムラグも考える必要があります。

バスが17時半迄に駐車場に入れるかどうか微妙な場合は、
宿泊ホテル様に、その旨をお話して事前手配をお願いするのです。
(全部のホテル様がご対応くださるとの確約はできませんが)
そうすると、17時半を過ぎても、ここにバスを駐車できるよう、
お手配をしてくださるのです。
場合によっては、駐車料金も立替えていただいたりします。

美観地区近辺に宿泊する場合、
ここにバスを停めることができないと、お話になりません。

美観地区

団体ツアーの倉敷観光は、美観地区散策がメインです。
 美観地区への入口のスクランブル交差点
美観地区中央にある倉敷観光案内所

美観地区の散策はホントにシンプル。
美観地区入口から入り、大原美術館の前を通り、
中央の橋を渡って反対側の岸へ行って運河沿いを直進。
運河終わりの地点で反対側に渡り、
日本郷土玩具館や倉敷民芸館の前を通り、
中央の橋を渡り、有隣荘の前を通って、
その橋を渡って元来た道へ戻る。
あるいは、そのヴァリエーションだけです。

運河、地形、産業については、バスの中で説明を済ませておく。
美観地区散策途中に、桃太郎の絵や看板が出てくるので、
到着前にお話が済んでいるとベスト。

美観地区は、近隣のホテルから出発しても、
1時間程度で散策してホテルに戻ることができます。
コンパクトですが、ゲストには評判がよく、
とてもゆっくりとリラックスした気分になるといわれます。

現地では、次の行動は何時にどこに集合、といった
オペレーション上の注意事項は、忘れないこと。

有隣荘

有隣荘
団体ツアーで行くことはありませんが、
ガイディング的には絶好のスポットと良いお話です。

大原美術館

美観地区のシンボルですが、西洋美術のコレクションですから、
インバウンドのツアーでは、行きませんが、
美観地区でフリータイムをすると、入るゲストもいるそうです。

入口に、ロダンの「カレーの市民」の彫刻があります。
門が閉まっていても、スキマから少し見えますね。

大原美術館は、複数の建物から構成されており、
限られた時間でピンポイントで見学しないと集合時間に遅れます。
大原美術館にしかない作品を見たい人もいますので、
その場合は、適宜ヘルプをしてあげましょう。

倉敷民芸館

こちらの見学が入るツアーがあります。
倉敷民芸館
入口で靴を脱ぎ、靴棚に入れます。
スリッパを履くのですが、何度も階段を登ったり降りたりしますし、
滑るので注意していただきます。
知らないうちに展示品に触れてしまうこともありますので、
館内での通行時には注意をしていただきます。

入ってすぐ受付で入場券を買いますが、
窓口に荷物などを置く場所がないので少し不便です。

また、入口付近には販売用の食器などがあります。
団体行動では、そうしたものに触れるリスクがありますので、
ガイドが目を光らせること。

日本郷土玩具館

手前は、日本の昔乍らのおもちゃや雑貨を販売する店舗で、
入って左奥からが、日本郷土玩具館になっています。
係員が少ないので、時間に余裕を持って行動してください。

倉敷民芸館が休館日のときの代替施設になりがちな場所。
中には係の方も学芸員さんも誰もいません。
適当に見て、適当に出てくるだけです。

大橋家住宅

大橋家住宅

ツアーによっては、こちらの住宅の見学が入ります。
美観地区から一旦出ます、近くですが団体はもたつきますので、
意外と時間がかかります。
予定時間は45分前後とられますが、まぁ間に合いません。
1時間かかると計算しましょう。

日本の歴史的建築よりも、お買物のほうが大事なので、
さっさと美観地区に行きたくてしかたないゲストもいるので、
そのような場合は、迷子にならないようお話をして、
適宜対応してあげましょう。

午前中にこちらを見学する行程の場合は、
開館時間5分前には到着し、正面の写真などは済ませて、
一番乗りするとその後が助かります。

みなさん、座ってくださいね。

ゲストに座ってもらうよう指示しながら、ガイドは入場券を購入。
パンフレットは、英語以外にも複数の言語もできました。
かつての長屋門入口に受付があります。

宿泊しているホテルに、割引クーポン券がある場合があります。
ダメモトで、宿泊ホテル様に聞いてみましょう。
セコイ話ですが、こういうことも旅行会社様に評価されるようなのです。

全員が着席したら、テープで短い説明を流してくれます。
何カ国語か用意されているようです。
それが終わったら、見学開始。

長屋門を通り抜けてすぐ右手にある蔵に入りますが、
「蔵」について短く説明。
ゲストはどの展示品も熱心に見ます。
時間制限も厳しいのですが、ツアー中、
他では見られないものが沢山ありますので、
ゲストが納得できるよう、ゆっくり急いで説明し、
上手にオペレーションしましょう。

住宅内部

靴を脱ぎます!
入ってすぐ、帳場から見学を開始。
内部については、大橋家住宅のサイトに、
有り難いほど詳しく出ています。

座敷から書斎、奥の新座敷方面へ行き、
内蔵、シンガーのミシン、刀戸棚、階段箪笥、
台所では、食事セット、おくどさん、火の神様などを説明。

午前中に、美観地区と大橋家住宅見学が入っている場合は、
大橋家住宅に一番乗りし、できれば50分程度で見学し、
ゆっくり急いで美観地区へ向かうことをお勧めします。

倉敷観光のまとめ

団体で行く場合の滞在時間は、多くて半日です。
行程途中に倉敷に立ち寄って、美観地区だけ1時間半と言う行程もあります;
それには、バス駐車場までの往復時間も含まれますので正味1時間ですね。

夜に倉敷に到着して、翌日の午前中に、
大橋家住宅、美観地区散策と倉敷民芸館で3時間という行程もあります。

夜に倉敷に到着して、翌日午前中に観光となる場合、
ホテルのチェックアウトが何時に設定されているか次第で、
オペレーションに違いが出てきます。

出発が10時~10時半で、その時間までお部屋をキープできる場合は、
散策後にお部屋へ行き、お手洗いなどを済ませ、
荷物を持ってチェックアウトする場合でも、
必ず、モタついて遅れる人がいますので、
そのあたりの時間差も計算してオペレーションしてください。

ランチをしてから倉敷を出発する場合、
バスの駐車場まで歩く時間も多めに計算すること。

食事店様でお手洗いの数が少ないので借りないようにして、
駐車場のお手洗いを利用するほうが、断然効率的ですし、
食事店様へのご迷惑も少なくてすみます。

倉敷観光は、美観地区に集約されます。
歩く距離も少なく、すべて平地でコンパクト、
連日のハードな行程の中で、ガイドにとっても、
ちょっと落ち着ける時間を過ごせることもあります。

ガイドの夕食がゲストと別になる場合、近隣には食事店が少なく、
ゲストをお世話したあとには閉店しているところも多いので、
別食になる場合は、事前に調べておいたり、
ホテル様に聞いておかないと、夕食場所探しに無駄に時間をとられます。

倉敷では、ガイドも少しゆっくりと過ごしましょう!

最近、なかなか毎日更新ができず、筆者も不本意です。
次回は、バスで姫路へ向かいます。

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