ブログの活用法を記事にしました。

II-38. 【新人】通訳ガイドの動線ナビ:高野山-2【壇上伽藍・金剛峯寺・奥の院】

動線Navi

高野山情報

高野町観光協会
金剛峯寺
霊宝館
距離の目安
訪日外国人に人気が高いうえに世界遺産にもなったため、
各国語versionの案内パンフが用意されています。
積極的に活用いたしましょう。
下見の際には、高野山観光協会で、音声ガイド利用をお勧めします。

ガイディングに必要な情報は上記のサイトにすべてあります。
筆者は「高野山ガイドブック」というハンディ版ガイドを持っており、
ツアーにも持参します。(制作・発行:株式会社ウイング)
”一の橋”近くの売店で500円で購入しました。
写真や地図も詳しく、ポケット版(11.5 x 18 cm)で、
高野山に関する情報すべてが網羅されているので、これ1冊で万全

 
サイトを探しましたが、残念ながら出てきません。
高野山については、YouTubeもたくさんupされていますので、
有り難く活用させていただきましょう。

大門

大門を左手に見て高野山内へ入ります。
その道が、高野山のメインストリート。
 
これは金剛峯寺近くの同じ道です。
この道を通らないと、どこにも行けません。
さて、高野山全体が金剛峯寺とされるため、
この道路も寺院敷地内となります。

壇上伽藍

大門を通過してすぐに左手に見える中門の奥に、
高野山発祥の地である壇上伽藍があります。

高野山真言宗総本山金剛峯寺発行:KUKAI Vol.3 『空海密教の宇宙』

立入出来ないお堂の内部、 入ることができてもよく見えない幾多の仏像の写真、
壇上伽藍の詳細案内、頼りになる1冊。

団体の場合は、それほど細かい説明をする時間的余裕はありません。               ポイントを手際よく印象的にご案内します。

駐車場

壇上伽藍見学が行程に入っている場合、
バスは、金剛峯寺前のバス駐車場に停めます。
GoogleMap上にも、金剛峯寺正門前に【P】のマークがあります。
金剛峯寺に向かって左手、「六時の鐘」の下あたりから「蛇腹路」を進みます。
 はじめは、このような風景の小路。
これを抜けると徐々に御堂群が現れ、壇上伽藍に入ります。
 鮮やかな朱色の根本大塔。
多くのツアーでは、こちらの拝観料が含まれていません。
ツアー料金に含まれていないが200円で入れるとご案内すると、
靴を脱がないといけませんが、希望者は入ります。
拝観した方は、「ここは絶対に入るべきだ」と言います。
格安ツアーの場合、自分で払ってまでは入りません。

壇上伽藍の中心は金堂ですが、見逃されがち。
御影堂は、ユニークな防火対策が施されました。
地面から垂直に水が吹きだして壁のようになるという仕組みだそうです。

 御影堂前の「三鈷の松」赤い囲いが目印。
時間があれば、蓮池の善女龍王祠あたりをひと廻りすると、とても喜ばれます。

本来ならば、御社へ一番先に行くべきところでしょうが、
インバウンドゲストは、分かりやすく目を惹くものに興味を持ちます

壇上伽藍が行程にない場合

基本的に、行程にない場所へは行く必要はありません。
但し、高野山の場合、よほど時間がギリギリでない場合は、
何とか少しだけでも、壇上伽藍をご案内するようにしています。
シリーズツアーは、すべて同じサービスが提供されなければならないので、
出発日によって、サービスに違いがあっては困るので、
追加案内をしないようにと厳重注意されれば、もちろん守ります。
シリーズツアーであも、そのような注意事項がなければ、
少しだけ壇上伽藍へご案内しますが、必ずこう言います:

「行程にはありませんが、オマケのご案内をします。
但し、これはシリーズツアーですから、内容が同じでないと困るわけです。
ですから、この団体だけ、オマケの場所が追加されたことは、言わないこと。
地元の旅行代理店にも言わないと、約束してください」

このような申し出には、即座に満場一致で大賛成、ゲストは大喜びします。
業務としては、余計なことまでするので、メンドクサイわけですが、
高野山へ行って、壇上伽藍を全然見ないという構成は理解できませんので、
ここは、ガイド心でサービスするようにしています。
オマケでご案内する場合、中門の反対側の道路(金剛峯寺前から繋がる道路)に、
石の階段を登ると、ちょうど根本大塔がある場所にバスを停められます。
時間的制約があるので、ちょっとしか見られないけれど、
写真を撮るだけでも、喜んでいただけますよ。

15~20分の時間をやりくりで、 ゲストの満足度は確実にupします。

金剛峯寺見学で時間が余った場合は、そのまま蛇腹路へ進みます。

ドライバー様には、壇上伽藍へちょっとだけ行ってくるとお伝えします。
やはり、根本大塔のインパクトが強いため、
この少しの追加でゲストの満足度は大きく変わるようです。

金剛峯寺

駐車場から横断歩道を渡って車に氣をつけて渡りましょう。
みんなが正門から写真を撮りはじめ、なかなか進みません。
表門をくぐったら、少し横にずれて邪魔にならないようにまとめ、
檜皮葺の屋根にある天水桶についてお話します。
落雷による火災が多かったため、雨水を溜めておき、
火災が起きたら屋根が燃えないよう桶の水を撒いて濡らしたというが、
実際には、それをすると登った人が危険だと思うので、
わたしは、かなりウヤムヤにお茶を濁す始末です。
普段は閉鎖されているVIP用正面玄関を通過して入口へ向かいます。

金剛峯寺内部見学開始

靴を脱いで棚に置きますが、どこに置いたか忘れないように。
スリッパを履きます。
滑るから嫌と言う人もいますが、スリッパを履かないと冷たくて大変です
階段を数段上がって右折、拝観料をお支払いしパンフレットをいただきます。
西洋言語は英語しかありません。

主殿

大広間は、廊下から少し入ったところからも見られます。
そこに、霊木の高野杉の切り株があります。
奥之院御廟にあったものが、落雷などによって木が傷み、
御廟保全のため取除いた時の切り株をここに置いており、
元々は、高さ約57m、直径約2.87m、根元の周囲役9mと記されてます。
ゲストは、樹齢を聞いてきますが、不明です。

大広間の襖絵は狩野派。京都の二条城を見たあとなら説明しやすい。
高野山の後に二条城へ行く場合も、狩野派について言及すること。
豊臣秀次自刃の間(柳の間)などを見ながら、渡り廊下へ向かいます。

別殿

左手に石庭を見ながら、渡り廊下を進むとつきあたりが別殿。
中には、空海が行ったときの中国の風景画が並んでいます。
通りすがり程度に見てもらい、見終わって廊下へ出たら、
大きな石庭方面へ右折しないよう、そこにガイドがスタンバイして、
直進方向へ誘導;突き当りが新別殿、スリッパを脱いで入り、
そこでは、お茶とお菓子のサービスがあります。
なんとなく、皆が近い場所に陣取りましょう。
あまりゆっくりはできませんが、この一時をゲストはとても喜びます
  ⇒新別殿でいただけるお茶とお煎餅
終わったら戻りますが、新別殿のお手洗いが綺麗ですよ。
今度は、次の角を左折しますので、ガイドが先に行って誘導。
そこが、日本最大の石庭、蟠龍庭。
回廊右手に上段の間、奥に武者隠しもあります。続いて奥書院。
先程、空海が中国に行っていたときの絵があった反対側となり、
四季の花鳥風月の襖絵を鑑賞。
最後の部屋には、昭和天皇ご一家のお写真もありますのでご案内。

囲炉裏の間

2020年、ついに、千住博画伯の障壁画が完成し、
常設展示となったもようです!
金剛峯寺のお知らせ

台所

最後は大規模な台所。
天井からねずみ返し。
上の板に紙が敷いてあるので降りようとすると滑るし、
食品を乗せる台は、上の板より小さいのでネズミは辿り着けない。
圧巻は、280kg、2000人分のご飯を炊ける3つの釜。
そこがもう出口近く、金剛峯寺はこれで終わり。

霊宝館

駐車場は、金剛峯寺前の【P】。
そこから、大門方面に向かって少し歩いた左側です。
靴を脱ぎます。
ここへ行くツアーは少なめ。
内部はいつも寒い感じ。
受付から左折し、お手洗い前の渡り廊下をすすみ、
新館新収蔵庫に展示されている仏像芸術が圧巻
新館新収蔵庫を見終えたら、渡り廊下を戻り突き当りを左折して、
紫雲殿~南廊~西廊~放光閣は一続き、
最後に北廊に出て玄関に戻れます。
全体で40~45分程度が目安。
木造の博物館としては日本最古の建築で、登録有形文化財。

奥の院

金剛峯寺と並ぶ高野山のハイライト
高野山の地図をよく参照してみましょう。

湿った森の中は、4月中旬あたりまでは寒いので
1日のうち最も温度の高い時間帯がお薦め。
4月上旬でも雪が降れば、完全に真冬のお天気です。

出発地点の確認

高野山へ到着して、中の橋近辺で昼食の場合は、
昼食後すぐに奥の院を済ませるべきでしょう。

何度も、行程の効率について報告しているのに、
中の橋で昼食~金剛峯寺~奥の院~宿坊、
と効率を無視した行程を変えないツアーがあります。
その場合は、こちらから毎度、行程訂正を希望するほかありません。
ナニを考えているのでしょう?
たとえ現地に行ったことがなくても、地図を見れば明らかです。
金剛峯寺は、拝観時間内に見学を終えなければいけません。
宿坊には遅くとも16時半には到着しなければいけませんから、
そのあたりから逆算して、行程の確認をします。

ツアー前 重要確認事項

・中の橋から歩いてもいいのか?
・一の橋から全部歩かなければならないか?

地図を見れば一目瞭然ですが、
一の橋から歩くと、片道1.6キロあります。
中の橋から出発する場合と比べてみてください。
天気もよくて寒くなく、全員が健脚ならば、
一の橋から歩いてもいいかもしれませんが、
多くのツアーでは、時間の余裕はありません。
宿坊の閉門が17時ですから、
宿坊には、16時半頃には到着するように云われますので、
どうしても、時間の制約からは逃れられません。

筆者は、なんと、一の橋から歩いたことがありません。
一の橋から歩き、帰りは中の橋駐車場に行くルートで、
FITで最低2時間はかかるようですから、団体なら2時間半必要でしょう。
「今度こそ、一の橋から歩いてみよう」と思っていても、
疲れたと訴えるゲストが何人かいたり、
足腰の悪いゲストがいると、中の橋からの往復になります。
中央は石が敷かれていても段差もあり、
足元の状態がけして良いわけではありませんので、
途中でコケてケガをされるのが一番困るからです。

ある時ご一緒したTLが、次のようなことを話しました。
その前年のツアーで高野山に来た時は、雨降りでとても寒かったのに、
一の橋から歩いて、全員凍えて風邪をひいてしまった。
なにもあの状況でそこまでする必要はなかった。
世界遺産かもしれないけれど、同じ光景がずっと続くので、
中の橋からの往復で充分、と言われたこともあります。

もちろん、いろんなケースがあるでしょう。
行程に「一の橋から歩く」と記載されていれば、
それこそ雨降りで非常に大変で変更する場合を除いて、
一の橋から歩かなければなりませんが、
多くの場合そこまで厳密な規定はないようです。
でも、念のためツアー前打合せでは、要確認

ゲストは所々立ち止まり写真を撮りながら進みますから、
ホントに進まないんですよ。
中の橋からの往復でもそれなりに時間はかかります。
歴史ヲタクでもない限り、中の橋からの往復で充分と思いますし、
これまでは、どのツアーでも、それでOKでした。
もし、行程に壇上伽藍が含まれていなければ、
中の橋往復にして、浮いた時間で伽藍をご案内するほうが、よほど喜ばれます。

中の橋駐車場

中の橋には大きな観光バス駐車場があります。
「横断歩道を渡って」奥の院入口へ向かいます。
車は普通にスピードを出して走っていますから注意してください。

ここで、ゲストが先に進まないようお声かけして止めます。
全員に、ここからは聖域なので節度をわきまえて歩くよう言い、
合掌のうえ一礼をして入ります。
終わってここから出るときも、
向き直って合掌・一礼のうえお礼を申しベますよ。

中の橋から往復

しばらくは新しいゾーンで、ほとんどが企業供養塔
すぐに見えてくるのがロケット会社、
日本人しか知らない企業については説明をします、
福助足袋、ヤクルト、UCCコーヒー、
日産は、ゲストも分かります。
アデランスの前では、毛がないとバカにされる日本の習慣にびっくり。
献体した方への供養塔は皆さん分かりますが、
シロアリ供養塔には驚かれます。
しばらく進むと四つ角に出ますので左折。

左折するとすぐ右側に、写真が沢山埋め込まれた、
写真協会の供養塔があります、まだ空きがあります。
その少し先には巨大な大杉の森になっており、
ゲストは墓所というより、木の大きさに感心します。
突き当ったら右へ。
その路が、一の橋から続く世界遺産にもなっていることをアナウンス
そのあとは直進。
途中、分かれ道がありますが左側を直進。

このあたりからは、ガイドが必ず先頭にいるようにしましょう。
理由は、御廟橋を渡る前に絶対に守るべき注意点がありますが、
ゲストが先に行ってしまうと困るからです。

歴史上有名な人達のお墓、
神道も仏教も習合していることの説明などもしながら
ガイドより先に進むゲストがいないように注意して進みます。

御廟橋に近づく頃には、ガイディングよりも、
とにかく、御廟橋前で全員を一旦止めることに全力投球

御廟橋

御廟橋に近づいたら、ガイドはスタンバイをして、
メンバーがそこから先に進まないよう制止。
ここでは、決まり事がありますので、全員にご案内。

ここから先は、聖域中の聖域:
脱帽、写真撮影厳禁
わたしは、サングラスもとってもらいます。
日本の礼儀作法ではあり得ない話です。
どうしてもサングラスをしていないと目に不都合があるのか?
と聞いたうえで、日本では非常に失礼にあたるからとお伝えします。
一同、合掌のうえ一礼をしてから橋を渡る。
このとき、お大師様がお出迎えをしてくださっているのです。
なお、帰りも橋を渡ってから、
御廟に向いて、合掌のうえ一礼する。

橋板石36枚と一尊とで金剛界37尊を表し、
橋の下には諸仏や菩薩を象徴する梵語が彫られており、
水面が静かだと梵語文字が水面に映るそうです。
橋を渡り、直進すると、少し先の左手に「弥勒石」。
我も我もと、ゲームタイムのようになってしまいがちです。

そういえば、宿坊のテーブルに用意されているお菓子が、
みろく石、というお菓子であることが多いようです。

なぜこれほど多くの墓がここにあるのか?
特に戦国時代15世紀以降、
お大師様の傍で眠りたいという願望と、弥勒菩薩信仰があったから。
弥勒菩薩は、お釈迦様入滅後56億7700万年後、
衆生を救うために現れるそうです。

人が多ければ「弥勒石」には寄らずに、御廟へ直行。
誰もいなければ行ってもいいし、そのあたりは適宜。
正直、たいしたことありません。
正面の階段を登ると燈籠堂。

燈籠堂

正面入口に、カレー色の粉のお香がありますので、
お浄めのため手にこすりつけます。
香りは、牛黄清心丸という漢方薬に似ています。
これも、先にガイドが行ってご案内しますよ。
こういうことは、けっこう熱心にやるんですよね。

燈籠堂の中から弘法大師の御廟が見えます。
とにかく静粛に。(これが、なかなか難しい!)
お守りを希望する人がいたらヘルプ。
左の開口部から出て右折して建物を回り込むと、
蠟燭や御線香の売場があります。

弘法大師御廟

いよいよ、弘法大師御廟前。
ガイドはご挨拶。
ここでは、信者の皆様が熱心にお参りをされているので、
静かに、邪魔にならないように。
ベンチがあるので、せっかくここまで来たのですから、
少し座って雰囲気を感じていただきます。
それでも、団体やゲスト次第で、
あまり興味がなくてソソクサと過ぎ去る人達もいれば、
そのベンチから動かなくなってしまう人達もいたり、
本当にいろいろです。

ここが、燈籠堂の後ろ側になります。
壁に沿って進み右折したところに入口があり、
そこから地下に行けます。

下見に行ったときも、それから何度かのツアーでも
この地下の存在を知りませんでした。
「なんか、入口がある」と思ってはいたのですけどね。。。
今では、こちらもご案内しています。
弘法大師御廟の真下に祭壇があり、
お大師様に一番近づけるスポットですよ!
ここまでのルートはハッキリと書かれてはいません。
参拝後は地上に出て、来た道を戻ります。

御廟橋を渡ったら、御廟に向いて合掌のうえ一礼。
このとき、お大師様がお見送りをしてくださっているのです。

今度は、水向け地蔵の前を通り、護摩堂~御供所前~
道なりに進み、元来た路に戻ります。
御供所前では、お大師様のお食事について是非説明しましょう。
ご飯関係・グルメ関係の話題は、みんな興味津々です。

ガイドは、中の橋へ戻るときに曲がる角に先に行って、
迷子が出ないよう誘導します。
3本繋がっているような大木が目印。
通過するゲストに、「次の交差点を右折」とご案内。
あとは、迷いません。
中の橋の門に戻った時点では、
ほとんどのゲストはご挨拶など忘れていますから、
みんなで、御礼の気持ちを持ってご挨拶をして終了。

弘法大師御廟のお話

・彼は、いまも瞑想中である。
・よって、季節がに合わせた衣服が届けられる。
・冬は暖房、夏は扇風機が入れられるという。
・お食事は、朝4時と11時の2回。
・お大師様専用のキッチンで特別に調理され、担当僧侶が運ぶ。
・メニューは時代とともにバラエティに富んでおり、
精進料理の定義に当てはまれば和食である必要はない。
トマトとバジルのスパゲティなども提供されるという。
但し、精進料理なので野菜でもにんにくやエシャロットはダメ。

一の橋から奥の院散策

本当は、こちら一の橋から行くのが筋です。

一の橋から御廟橋まで、GoogleMapのストリートビューで見られます!

御所南サービスエリア

高野山での行程を終えたら、山を下ります。
今回は、高野山から奈良へ行く設定で話を進めます。

金剛峯寺の前を通ったあたりから、
今度は右手に中門が見えるので再度ご案内、
次はすぐ右手に、高野山入口の山門が見えますので、
やはりスローダウンをお願いして最後の見納めです。
山を降りながら、しばらくは、山の景色を楽しんでいただくなり、
ゲストからリクエストがあれば対応するなど、適宜。
景色が単調になってきたらロングドライブ用ガイディング。

休憩場所

ここでは、御所(ごせ)南サービスエリアをご紹介します。
比較的新しいサービスエリアで、
高野山に少しご無沙汰していたドライバー様の中には、
ご存じない方もいます。
お手洗いも綺麗。
地元の野菜・果物・お菓子などを販売していますので、
「これは何か?」といろいろ聞かれます。

さて、宿坊で、朝から和食で大丈夫と言ってはみたものの、
やはり、どうもシックリこなくて物足りなくているゲストは、
高野山を出発したあとの休憩所でハジけてしまうのであります。
もちろん、コーヒーだって美味しいはずはないのですが、
ま、腐っても鯛は鯛といいいますか、そういう感じらしい。
とにかく、ビスケットやクッキー系のお菓子とコーヒーを買い、
座ってまったり落ち着いてしまうので困ってしまいますが、
やたらと急かすわけにもいきません。
ここでの超過時間も計算して、早めに高野山を出発するのが正解です。

バスを降りる時にアナウンスする休憩時間は、
「予定外のまったり時間」を差し引かないと次の行程に支障が出ます。
筆者がここで毎回買うのは、和歌山県産のキウイなどです。
ゲストに氣付かれない様コッソリ買って、袋や鞄に仕舞います。

御所南SAから法隆寺までは、1時間かかりません。

朝、高野山を出発して、法隆寺へ行き、
法隆寺の見学時間を1時間15分しか設定していないツアーがありました。
15分延長しても1時間半、実質1時間しかないとなると、
法隆寺拝観時間としては致命的な短さです。

高野山の宿坊の朝食は、皆さん、あっ!という間に終えます。
ほとんど、口に合わないし、そもそも品数も少ないし、
15分もあれば終わります。
朝のお勤め終了後、だいたい7時頃から朝食になりますが、
いろいろあっても、7時半には朝食を終えます。
早めに出発の準備をして、7時45分にバスに乗り込み、
8時に出発すれば、御所南SAで休憩に30分かかっても、
10時半頃に法隆寺駐車場に到着できます。
こうして時間をかせげれば、法隆寺フルコースが可能となります。

これは、色々な行程のうちのひとつに過ぎません。
アサイン時には、行程の概略を見て色々な見当を付けます。
最終行程を渡されたら、具体的にシミュレーションして、
出発時間と到着時間の整合性がとれているかどうか、
渋滞の場合は、どのくらいの変動になりそうかまで検討し、
肝心の見学時間が短すぎるようならば、
少しでも多くの時間を稼ぎだせる方法を検討し、
ツアー担当者にその案を提出して許可をいただきます。

旅行会社の担当者が、すべてを知り尽くしているわけではありません。
情報を共有しあい、お互いに育て合う精神で、
徐々に今後のツアーの質を高めていくようにするのです。

*** *** ***
行程の順番が変動しましたが、
高野山~法隆寺~奈良観光を終わった設定とし、
こんどは、奈良から京都へ向かいます。

日本の観光の超ハイライトのオンパレード。
ゲストが最も楽しみにしている場所です。

 

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