ブログの活用法を記事にしました。

II-20. 【新人】通訳ガイドの動線ナビ:高山観光-1【概要・屋台会館・獅子会館・日下部民芸館】

動線Navi

高山観光

高い山にある町、高山市役所の標高が550m.
高山駅に降りたつと寒い! 夜になるとさらに冷えます。
必ず、暖かい服装を持参すること!

高山・白川郷へ行く前に大きなスーツケースを別送する場合は、
暖かい服装を送ってしまわないよう注意。

飛騨高山観光公式サイト・飛騨高山観光コンベンション協会
かなり不便な場所にも拘わらず、
インバウンド・ゲストに圧倒的な人気を誇る飛騨高山。
高山市内の観光は、ほとんど徒歩
行程により、部分的に専用車を使う場合は、
大型バスが走行できる場所同士のみ。
高山祭が行程に入っているツアーのガイドは大変 !!! 

高山では、よく雨が降るので雨具は必ず持ちましょう。
靴を脱ぐ場所も多いので、前日には忘れずにお伝えします。
日下部民芸館は、1か所で2階靴を脱ぎます。

行程順路

基本は、行程に示された通りに歩けばいいのですが、
必ず、行程の時間配分で問題ないか事前に検証します。
だいたいはギリギリなので、細かい時間の調整についても、
ツアー前に考えておきます。

高山駅から出発の場合

高山駅に到着してすぐ観光を始めることも多くあります。
前回お話した通り、駅構内や周辺に、荷物預けのサービスがあり、
団体の場合は、旅行社が予め予約をし手配してくれます。
II-18. 名古屋駅経由~高山へ高山駅の荷物預け
ツアー前に必ず確認を行います。
そのような荷物預け場所では、
精密機械などの壊れやすいものは預かれないと言われますが、
だからといって、PCを持って歩くわけにもいきません
PCを持参する場合、壊れても文句言わない、という書面にサインをするほかありません。
もちろん、お店の方も気を付けるとは言いますが。。。
最寄りにコインロッカーがあれば、
PCはそちらに分けて入れることも、やろうと思えばできますが、
ガイドのために数分ゲストを待たせることが問題なのと、
それが数分では済まなくなる可能性もあるので微妙です。
わたしは、「壊れても文句いわない」書面にサインして預けています。

繁忙期は、駅のコインロッカーはいっぱいで、
全く空いていないことも多いので、
このことで余計な時間を使わないよう覚悟を決めることです。

ホテルから出発の場合

ホテルから朝出発して高山観光をする場合は、
たいてい、その日の夕方には次の観光地へ移動となりますので、
チェックアウト後、全員の荷物をまとめて預かっていただけるよう、
宿泊施設様に予めお願いをしておきます。
観光を終わってホテルに戻ったら、すぐ荷物を引き取って、
出発できるよう手配します。

屋台蔵

高山市内には、高山祭の山車(屋台)の屋台蔵が点在しています。
地図にも記載されていますから、下見の時には確認しましょう。
屋台蔵の前にはその屋台の写真が出ています。
ゲストから聞かれる前にご案内!
高山祭の屋台情報

高山市内の観光標識

高山市内は、徒歩観光が基本です。

 至る所に分かりやすい標識があります。

屋台会館

高山観光ダントツの定番。
高山屋台会館

最寄り駐車場

宮川を背に櫻山八幡宮の鳥居正面に向かう一本道を直進、
宮川から100mほど、2本目の左手角の彫刻店を左折、
少し進んだ所の駐車場に専用バスを停めます。
 左中ほどに ←P の字があるのです。
よほど混雑して、この駐車場がいっぱいのときは、
近くの適当な場所でバスを降ろしてもらい、
あとは、ドライバー様にお任せしますが、
高山別院の駐車場へ行くことがほとんどです。
高山別院の駐車場は広いので、高山祭の時以外は頼りになります。
 屋台会館:手前右側が窓口。

入場

窓口で切符を買います。
クーポン券の場合、減員がある場合は減員証明書をお願いします。
ゲストの国籍の言語のパンフレットをお願いし、
それが入場券代わりになりますので、1人づつに配布。
時間的に問題がなければ、その入場券で日光館にも入れますので、
「失くさないようにしてください」とご案内。
入口と出口が違います;入口には戻りません。

写真屋さん

時々、屋台会館の入口に写真屋さんがいます。
写真を撮り、出口で現像済みの写真を展示して販売する方式。
申し訳ないのですが、私はお断りして通過しています。
その時間だってもったいないわけですし、
「撮影は無料!」という触れ込みもイカガかと思うからです。

ある時、オメデタイ残念添乗員が、
「撮影するだけならタダだと言っているのに、
どうして貴女は、応じないのか」と言い張り困ってしまいました。
何事もタダということはなく、
もっというと、タダほど怖いものはないのです。

館内

フラッシュ厳禁!
実際に高山祭で使われる山車が展示されています。
全面ガラス張の展示に沿って、徐々に緩やかなスロープを登る。
事前にサイトで情報を仕入れておき、
いちばん最初に展示されている御神輿、その次の山車について、
ざっくりした情報を解説します。
手前にある大神輿は日本一で、重さ2.5トン。

ここに限らず、施設の方から、説明しましょうか?と提案されたら、
ぜひお願いして、その内容を通訳しましょう。
ゲストは、できるだけ多くの現地の方とのコンタクトを喜びます
ガイドが説明を通訳をすると、それはそれは熱心に聞くのです。
それにより、ゲストの満足度は格段と高まります

高山祭のビデオ上映

奥の階段を登ったところにある小さな部屋で、
高山祭のビデオを見られます。
ビデオは連続再生されているので、どこから見始めても、
見始めた場所まできたら、退出すればいいのです。
残念ながら、音声は日本語のみ。
英語の字幕が出ますが、小さいし、前のほうにいないと見えない。

もし、自分の団体しかいなければ、
声を出して訳したり説明したりできます。

日本人のお客様が2~3名いる場合は、
お断りのうえご了解をいただいて、説明することもあります。
わざわざ遠い外国から来た人達に高山祭の説明をするので、
一般的には、快く、協力していただけます。
イヤホンガイドを付けていれば、こういう時もラクです。

時間不足の場合-ビデオはカット

何等かの理由でツアーの時間が足りなくなってしまった時は、
このビデオをカットすると、10~15分の節約になります。
ガイドは予めビデオ室の入口手前に立って、
ゲストが中に入らないようにして、先へ進めます。

見学の続き

ビデオのあとは、見学を続行。
山車を、上の高い位置から見ることができます。

そのまま出口方面に行くと、関連する展示室などもありますが、
そのあたりはスルーしても問題なし。
展示物が細かいし、来る人、来ない人、マチマチなうえ、
時間的におそらく余裕はありません。
そこに時間を費やすなら、日光館へ急ぐべきです。

櫻山八幡宮

一番上の写真左に馬が見えます。
「なぜ、ここに馬?」
キャリアが長く何十回もラ日している添乗員が、
自分で色々な説明したあとで、ガイドを試すために、
この質問をすることがありますので、要スタンバイです!

屋台会館を出たところは、櫻山八幡宮の入口
そもそも、秋の高山祭は櫻山八幡宮の例祭で、
その時に使われる山車の一部が、屋台会館に展示されているのです。

あちこちで神社仏閣へ寄ってもなお、
神社を見たい人もいるので、むやみに急かさないこと。
このような事情から、屋台会館では、メイン展示だけ見たら、
関連する詳細展示はスルーして、出てしまうほうが効率的です。
もちろんFITや、時間がたっぷりある場合は別です。
 この右手が日光館
まっすぐ進み、敷地を出たところの向かい側が獅子会館。

櫻山日光館

屋台会館を見終わっても、その同じ入場券を使って、
隣接する日光館を見学できます。
飛騨の匠の技を存分に発揮した素晴らしい作品群で、
たいへん見応えがあります。
櫻山日光館
なんで、日光へ行かないのか?と言い出す人もいるほど。
高山の屋台会館へ行く場合は、アバウトでもいいですから、
日光の歴史と建築知識は必須です。

日光館は、展示出口を出てすぐ右へ行くと休憩所。
お手洗いの数は少ないので、
ガイドは、屋台会館へ戻って済ませることをオススメします。
ゲストには、言いません、混乱して迷子が出ると困るからです。

問題は、ここの休憩所で皆がコーヒーを買い、
まったりと座り込んで動かなくなってしまうことです。。。
あまり急かさず、そこそのところで、goサインを出しましょ。

このあとは、行程次第で、駐車場に戻ってバスに乗るか、
そのまま徒歩で日下部民芸館や古い町並みへ向かうか、
だいたい、どちらかになります。

獅子会館

獅子会館からくりミュージアム
櫻山日光館を出てすぐの場所にあります。
獅子の仮面のコレクションと、からくり人形の上演を見られます。
見応えがりますが、団体ツアーで立ち寄ることは稀。
富裕層向け少人数団体だと、行程に入っていることがあり、
からくり人形の上演に、ゲストは満足されます。

からくり人形の上演時間と、団体旅行の時間管理を考えると、
確かにオペレーション的には大変です。

屋台会館から日下部民芸館への道

櫻山八幡宮の敷地内にある日光館を出たら右へ進み、
獅子会館の前を通過して直進。
江名子川という風情ある川に出ますので、
右折して、川沿いを宮川に向かって直進。
右手にある消防署前を過ぎたら、江名子川の橋を渡り、
川沿いに宮川方面へ歩き、1本目を右折、
日下部民芸館が左手にあります。
直前の橋を渡ったところに標識があります。

日下部民芸館

日下部民芸館

入口で切符を購入。
靴を脱ぎます。
時々、靴を脱ぐのが嫌で中に入らない人もいます。
そこまで嫌なら、適当なところで座って待っていてもらう。

季節によっては、お雛様などが飾られています。
1階、2階、どちらから説明しても問題なし。
2階への昇り降りの階段は、かなり急です
特に降りるときには、十二分に注意してもらいましょう。
紐がついているほどです。

住宅を拝見したら、靴を履き、
お嫁入りの御籠があるスペースを拝見、
そのあとは中庭へ行くと、お茶のサービスがあります。
ゲストは、座れるので喜んで一休みします。
あまり時間を費やさないよう、ホドホドで切り上げましょう。

中庭奥にある蔵を拝見するには、また靴を脱ぎます。

日下部民芸館のあとは、古い町並みに行くことが多いですね。
場所的には、朝市の場所が、ほとんど隣接していますが、
朝市は、たいてい朝一番に行きますので、行程次第です。

次回は、朝市、高山別院駐車場、古い町並み、高山陣屋を回ります。

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